プレイバック~八幡の一年

 激動の令和元年も、もうすぐ終わろうとしていますね。年の終わりにあたって、私の今年一年間の活動を振り返っておきたいと思います。何と言っても、私にとって今年一番の大きな出来事は、4月から米子東高校に新しくできた浪人生の予備校、「勝田ケ丘志学館」で教えるようになったことでしょうね。今までは松江北高だけで、非常勤講師(補習科・現役)として勤めてきましたが、今は週に2回、米子東高校まで電車通勤しています。素晴らしいスタッフと、熱意・意欲にあふれる優秀な生徒たちに囲まれ、充実した授業をさせてもらっています。また、駅で、そして学校まで、かなりの距離を歩くようになって、体もチョットだけ健康になった気がしています。

◎著作活動

 赤須 薫(編)『コンパスローズ英和辞典』(研究社)が発売になりました。八幡が約3年間原稿執筆に取り組んだ最新の学習辞典で、『ライトハウス英和辞典』(研究社)の上級版学習辞典となります(かつての『ルミナス英和辞典』級)。最も大きな特徴としては、大西泰斗・ポール・マクベイ両先生に、「語のイメージ」を監修していただいていることでしょうか(写真下)。大学入試の新しい流れを見すえた編集となっており、収録項目は10万5千語になります。

 ちなみに「コンパスローズ」(羅針図)というのは、地図や羅針盤の文字盤の中で方位を表示する図案のことですが、「英語」という大海に乗り出して進路に迷わないための指針となる辞書を目指しています。『ライトハウス英和辞典』の上級版という位置づけのため、いずれも「(英語という大海での)航海を助けるもの」というイメージで統一しています(ライトハウス「灯台」ですね)。⇒詳しい中についてはコチラをご覧ください。

 2月に、熊本大学教授の登田龍彦(とだたつひこ)先生のご退職をお祝いして出版された、西岡宣明・福田稔・松瀬憲司・長谷信夫・緒方隆文・橋本美喜男(編)『ことばを編む』(開拓社、7,000円 税別)という研究論文集に寄稿しました。この本は、37年の長きにわたり、教育、研究に没頭され、多くの教え子を育てていらっしゃった、熊本大学・登田龍彦(とだたつひこ)教授の定年退職を祝して、友人、同僚、教え子たちが寄稿した40篇から成る研究論文集です。論文の内容は統語論・意味論・語用論・機能論・語法・音声学・音韻論・形態論・言語習得・英語教育・方言学・文体論・文学と多岐にわたり、登田教授のことばの研究と教育を通してつながった学徒たちが、教授への心からの思いを込めて丹念に編み込んだ一冊です。学生時代に本当にお世話になった登田先生への感謝の気持ちを込めて、「The other dayの語法」という調査結果を載せていただきました。「日本語の「先日」より現在に近いこともあり,場合によっては1日前のこともある.という、『ジーニアス英和辞典』(2014)、『プラクティカルジーニアス英和辞典』(2004)、『アクティブジーニアス英和辞典』(1999)、『ジーニアス和英辞典』(2011)に挙がっている誤った注記の問題点を分析したものです。詳しくはコチラをご参照ください。

 11月1日には、『2021共通テスト重要問題演習英語リーディング』『2021共通テスト重要問題演習英語リスニング』(ラーンズ)の二冊が刊行されました。新しく始まる「共通テスト」の出題方針、試行調査で見られた出題様式を踏まえて、分野別に基礎の定着をはかり、共通テストで求められる思考力・判断力・表現力の土台を養成するための最新教材です。問題冊子、解答・解説、別冊ナビゲータ冊子の3冊から成り立っています。私はこのナビゲータ冊子部分の執筆を長年続けています。おかげさまで、従来のセンター試験の『重要問題演習』同様に、全国多くの学校でご採用いただいているようで、嬉しく思っています。詳細はコチラをご覧ください。

 私が編集委員を務める『ライトハウス英和辞典』(第6版、研究社)の、来年度の販売促進用パンフレットに、「この1年でalmostが4回も出題された!!」を書きました。新しい「共通テスト」では、文法・語法問題はなくなりますが、文法指導はしなくてもよい、ということには決してなりません!「文法のための文法」を聞くことはなくなりますが、「英語を正確に読み解くための文法」は非常に大切になってきます。そのことを、この一年の「センター試験」「共通テスト試行テスト」の問題の中で、はっきりと感じることができるんです。そのことを丁寧に解説しました。コチラで現物を読むことができます。

◎講演活動

 2月25日(月)、兵庫県立豊岡高等学校(和魂百年館)で、「平成30年度兵庫県高等学校教育研究会英語部会但馬支部総会・研究大会」に招かれて、お話しをさせていただきました。但馬支部の副支部長・大塚幹典先生(兵庫県立生野高等学校教頭)とのつながりでお招きいただきました。大塚教頭先生とお会いするのは今回が初めてでしたが、先生には以前より、私の作成するセンター教材やら英語教材を可愛がっていただいた関係で、また共に故・渡部昇一先生の熱狂的ファンであることつながりで、親しくさせていただいておりました。「不易な英語指導と徹底した分析で英語力をつける~英語は絶対に裏切らない!」というテーマで、90分お話しをさせていただきました。若い先生方にメッセージを発しました。⇒詳細はコチラ

 8月31日(土)に、「『大学入学共通テストに向けて』~考えうる指導事例を通して,新入試に備える~」研究会(ラーンズ)の英語講師として東京会場に登壇しました。ウェビナー(WEBセミナー)で、仙台・東京・名古屋・大阪・博多を結んでの同時開催です。仙台会場、名古屋会場、大阪会場、博多会場は、それぞれWEBに接続してスクリーンを通して、先生方にご参加いただきました。終了後もたくさんの先生から声をかけていただき、賞賛のお言葉もいただきました。会の中でも触れたことですが、私は教師の仕事は「生徒の心に火をつける」ことだと思っています。「今日は私たち教師の心に火がつきました」という言葉が、アンケート中にたくさんあったことが一番嬉しかったことでした。⇒詳細はコチラ

 10月24日(木)、鳥取県立米子東高等学校の「多目的ホール」において「進路PTA」の講演会に出かけてきました。雨の降る中を、約180名の保護者のみなさんが、午後7時半よりお集まりになりました。講演のテーマは、「共通テストでも英語は絶対に裏切らない!~保護者の心構え」でした。私の2冊のセンター冊子を、ご参加いただいたみなさんにプレゼントさせていただき、喜んでもらいました。⇒詳細はコチラ

◎特別授業

 3月13日に岡山県立笠岡高等学校で、最後のセンター試験に向けての特別授業をしました。2年生191人を文系・理系と半分に分けて、同じ内容を2度授業を行いました。新たな「共通テスト」に変わる前の最後のセンター試験受験者ということで、ずいぶんと気合いが入ったことでした。⇒詳細はコチラ

 8月1日、兵庫県立村岡高等学校に、「センター試験」の授業に行ってきました。進路指導部長の廣地聖史先生から声をかけていただきました。英語センター試験対策夏季特別講座「英語は絶対に裏切らない!」というタイトルを掲げ、センター試験の各大問の解き方を解説しました。熱心な生徒さんばかりで、こちらも気合いが入りました。⇒詳細はコチラ

 12月6日(金)と12月16日(月)の2回に渡って、鳥取県立米子東高等学校の現役生徒諸君に「センター試験特別講座」を行いました。本当に熱い生徒たちで、かつての松江北高の授業を彷彿させるような熱気でした。授業が終わってからも、質問や私の教材を求める生徒たちで長蛇の列ができました。その後も「志学館」に教材を求めにやって来る生徒たちが後を絶ちません。⇒詳細はコチラ

「がんばってもがんばってもうまくいかない でも気づかないところで 誰かがきっと見てる」(「東京の空」小田和正さん(72歳)がしっとりと歌っています)   八幡の実感です

 この一年、毎日かかさずこのブログを更新してきました。これで9年間続けてきたことになります。「継続は力」ですね。来年もすでに、新しく始まる「共通テスト」の教材作成や特別授業の依頼も入っています。健康に留意して、ボチボチと頑張ろうと思います。今年一年、八幡の活動を応援・支えていただきましたたくさんの方々に感謝したいと思います。ありがとうございました。♥♥♥

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