「味司野村」

◎週末はグルメ情報!今週はデミカツ丼

 岡山のB級グルメに「デミカツ丼」がありますね。普通はカツ丼と言えば、卵でとじるのが一般的ですが、岡山でカツ丼と言えば、カツにデミグラスソースをかけていただきます。いつもは、岡山駅2階のサンステにある「Takumi」でいただくんですが(⇒私の紹介はコチラ)、現在長期にわたって工事中です。「デミカツ丼」なら絶対に「味司野村」(あじつかさのむら)が美味しいよと教えてもらいました。岡電に乗っていると、最寄りの電停のアナウンスに出てくるお店です。昭和6年(1931)の創業以来、親子4代にわたって伝統ののれんを守るカツ丼専門店です。「デミカツ丼」の元祖とも言って良い老舗名店。今日初めてお邪魔してみました。岡山駅から歩いても徒歩7分ほどです。電車もすぐそばで停まってくれます。桃太郎通りから1本中に入った道沿いにあります。店舗の外観は、老舗らしく和風な佇まいです。

 お昼時ということもあって、行列を覚悟して行きましたが、何とか1人だけ空席があり座ることができました。入り口で食券を買って注文します。和風で落ち着いた店内です。デミカツ丼が有名ですが、卵とじのカツ丼も美味しいと聞いていましたので、デミカツ卵とじカツの両方が味わえるセット「孫膳」(1,000円)をお願いしました。それぞれカツの肉を、「ロース」か「ヒレ」から選べるようになっています。私はロースを注文しました。初めての人にはこれがお勧めだそうです。ミニサイズですが、両方を食べ比べることができるのが嬉しいですね。丼のサイズは、普通サイズと2/3のサイズ、1/2のサイズがあり、観光途中に「ちょっとだけ食べたい」という要望に応えてくれます。小麦粉とショートニングを約1時間炒め、鶏ガラと野菜のだしでのばしたデミグラスソースが絶品です。ソースのベースは岡山の各店でさまざまだそうです。ご飯とカツの間にキャベツ、トッピングにグリンピースという「デミカツ丼」です。

 お箸」がテーブルに半分埋まっていあますね(笑)。テーブルの上には「七味唐辛子」が用意されてます。「玉子とじカツ丼」に良く合うんですよね〜。味噌汁と、漬物がセットになってます。ネギとカイワレだけのシンプルな味噌汁ですが、出汁がよく効いていて染みる美味しさ。カツ丼には、漬物が良く合いますね〜。2種類のカツ丼を食べるには、ちょうど良いミニサイズ感です。出汁が効いた美味い玉子とじカツ丼。ロース肉は少し厚みがありますが、肉質は柔らかくて食べやすいです。脂もそこまで多くないので、ヒレとロースで悩んだら、とりあえずロースがオススメかな。「味司 野村」では「デミグラス」ではなく「ドミグラス」表記となっていますが、「デミグラス」と言う方が一般的ですね。ご飯の上に茹でたキャベツが乗っているのが、「味司 野村」「デミカツ丼」の特徴。デミグラスソースはドロっとしたタイプで、濃厚な味わい。濃厚なデミグラスソースの中で、キャベツも良い仕事をしてますね。和の「カツ丼」と、洋の「デミグラスソース」が、喧嘩せずに絶妙なバランスに仕上げられたデミカツ丼でした。あ~、美味しかった。また来よう!♥♥♥

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