「名古屋飛ばし」

 新型コロナウィルスを巡る「緊急事態宣言」の対象地域から、愛知県が外された問題で、県が国に追加指定を要望する方針です。緊急事態宣言まで名古屋を飛ばすのか?これを「名古屋飛ばし」だとして、今評判になっています。患者人数は指定地域の埼玉・兵庫・福岡よりも多いんです。

東京都 1338人   神奈川 334人     千葉 329人

埼玉  251人    大阪  524人     兵庫 248人

福岡  224人    愛知  260人

 政府は、「愛知県は感染者数は多いが、倍増するスピードがゆったりとしている、感染経路が分からない人も比較的少なかったので総合的に判断した」と説明をしました。しかし愛知県内の感染者数が増加傾向にあることや、感染経路不明な患者の割合も高まっていることから、国に対象地域に追加で指定するように要望するというわけです。

 この「名古屋飛ばし」というのは、有名歌手が名古屋でのコンサートをしないといったことなども槍玉に挙がりましたが、過去に、新幹線の「のぞみ」が、名古屋市民のプライドを大きく傷つけたことがありました。午前6時東京発「のぞみ」は、首都圏のビジネスマンが午前9時の大阪の会議に間に合うことを目指したため、名古屋、京都に停車しないダイヤとなりました。これがJR東海のおひざ元、名古屋市民の不評を買い、「名古屋軽視」「名古屋とばしだ」「名古屋は都市ではないのか」と反発が噴き出したのです。JRとすれば「ある程度の反発は覚悟の上」で決断したダイヤでしたが、結局は「名古屋駅を通過するのぞみは早朝の1本だけです。利用者のサービス低下にはなりません」と弁明に奔走するハメになりました。「のぞみ」登場の翌年、1993年3月のダイヤ改正では、増発されたのぞみ15本はすべて名古屋に停車することになりました。しかし、それでも収まらないのが人情というものです。愛知県議会では「利便性より名誉の問題だ」との意見まで出る始末。新幹線の恨みは怖いということが判明しました。

 この名古屋に関しては、昔、英語辞典の世界でも大騒ぎになったことがありますがご存じですか?みなさんは、joke townという単語をご存じでしょうか?「よくからかわれる町[都市]」(小学館英和中辞典)という意味ですが、『小学館ランダムハウス英和大辞典』(第2版、小学館、1993年)が登場した際に(これはアメリカ・ランダムハウス社の辞典Random House Dictionary of the English Languageを日本語に翻訳する形式で編纂された辞書。それに加え、イギリス英語、オーストラリア英語などの情報や、日本向けに用例、語法を数多く付け加えている)、これを「冗談の的になる町 ▲東京でいうと名古屋と書いてしまったので、猛烈な非難・抗議を浴びたんです。名古屋を笑い物にするとは何事だ!ということです。これに対し、小学館側は陳謝し、次版から はこの部分を削除することを決めました。「ジョークタウンは”芸能人がジョークの種 にする町”といった客観的 現象面を指す言葉。主観的な侮辱の意志がこもっ たものではない。しかし、よりよい辞書をつくるた め、こうした指摘は積極的に受け止めたい。」と編集長は弁明しましたが、私は何だかよく分かりませんでした。♠♠♠

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