「大山口駅」

 JR山陰線「大山口駅(鳥取県大山町国信)の新しい駅舎が3月に完成しました。鳥取県内産の木材をふんだんに使った山小屋風の建物に生まれ変わり、国立公園・大山の新しい玄関口として親しまれるようにと願いが込められています。地元にお住まいの勝田ケ丘志学館」山根孝正館長さんに、車で連れて行ってもらい、見て来ました。もちろん駅名の由来は、南側にある中国地方一の高峰耆大山」に因んでいます。

 駅名の通り、鳥取県のシンボルとなる名山「大山(だいせん)」へ向かう観光拠点となる駅の一つです。この日は曇っていて大山は見えませんでしたが、山陰エリアのみならず、中国地方としても最高峰となる標高1,729mを誇る「伯耆富士」です。

 老朽化が進み(旧駅舎は昭和28年に建設)、建て替えられました。当初の案では縮小化を図るとのことで、トイレも撤去する予定だったと聞きました。デザイン案は、包括的な連携協定を結んでいる米子高専の建築学科の学生に依頼しました。6チームから1作品ずつが提案され、昨年の3月の審査会で「町の風景となる駅」を基本に置いた、大山の山並みを連想させる屋根と、強度を高めるため部材を斜めに用いたトラス構造の屋根下を組み合わせた山小屋風の外観の案が選ばれました。木造平屋120㎡で、大山の玄関口」を意識し、木材を多用した明るい雰囲気になっています。1時間に1~2本の普通列車が通る無人駅です。

 新駅は土地がJR所有で、新駅舎は町が維持管理。木造平屋約120平方メートルで、「待合室」と多目的も含めた男女トイレが設けられました。事業費3千万円のうち2300万円はJRが負担しました。「待合室」に入ってみると、木の香りがプ~ンと漂い、真新しい駅の雰囲気を味わうことができました。

 かつては、この駅前にはD51形蒸気機関車(デゴイチ)が展示してあったと、山根館長から聞きました。1941年の製造で、1975年に米子―島根・益田間を本州最後のSL列車「石州号」として走った620号機で、1976年から展示されましたが、財政難でさび落としや塗装の補修ができず、運搬費もままならず、引受先がなく、解体されたそうです。

 駅の正面から伸びる県道158号線。このまま道なりに進むと、大山の登山口に行き着きます。正面に中国地方を代表する独立峰・大山の勇姿を望むことができ、大山の中腹に位置する大山寺までは、僅かながらバスの便があります。♥♥♥

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