チンアナゴ

 「東京スカイツリー」のお隣にある「すみだ水族館」へは二度ほど訪れています。私は水族館が大好きで、旅する度に水族館が近くにあれば必ずお邪魔しています。先日は、金沢に行った際に、「のとじま水族館」まで足を伸ばして見てきました。一つ一つ制覇していっています。この騒動が落ち着いたら、香川県・宇多津町に新しくできた「四国水族館」(現在休館中)が次のターゲットです。

 にょろにょろと頭を突き出して水中を漂う「チンアナゴ」は、その「すみだ水族館」で一番人気の生き物です。その愛らしくてひょうきんな姿は、ついつい水槽の前で長い時間立ち止まって眺めてしまうほど強いインパクトを持っていますね。すみだ水族館」の開業時には、スカイツリーの高さ634メートルにちなんで634匹いたそうですが、現在の正確な数は分かっていないとか。なんでも約300匹ほどと聞きました。すみだ水族館」には、チンアナゴ、ニシキアナゴ、ホワイトスポッテッドガーデンイールの3種類が、一つの水槽で一緒に暮らしています。「チンアナゴ」の名前の由来は、顔が小型犬の「狆(ちん)」に似ているからと言われています。「すみだ水族館」では、「チンアナゴ」が巣穴から体を出している姿が数字の「 1 」に似ていて、 「チンアナゴ」は群れで暮らす習性があることから、一年間で日付に最も「1 」が多い日にち「11 月11 日」を「チンアナゴの日」と記念日登録しています。

 「チンアナゴ」は、縄張り意識が非常に強く、近くにいる者同士がケンカをすることもよくあるそうです。しばらく水槽を観察していると、口を大きく開けて威嚇している様子を見ることができます。彼らは本気で争っているようですが、その姿はかわいいとしか思えません。

 「チンアナゴ」は本来、非常に繊細で警戒心の強い生き物なため、すぐに砂の中に潜って隠れてしまいます。ひとつの水槽で暮らす「すみだ水族館」「チンアナゴ」たちはお客さんがいることが日常なため、人が近づいても潜ることはほとんどありません。ところが、この新型コロナウィルス騒動のせいで、3月1日(日)より「すみだ水族館」は臨時休館に入って以降、館内の「チンアナゴ」たちにある変化が見られるようになりました。‌“人がいない環境”が日常になったことで、人間の存在を忘れ始めてしまったのか、飼育スタッフが通りかかってもすぐに砂に潜って隠れてしまいます。チンアナゴ」たちが姿を見せなくなったことで、飼育スタッフが日頃行っている「元気かどうか?」「痩せ細っていないか?」「病気になっていないか?」などを確認するのが困難になったのです。他にも、普段群れをなして生活する「チンアナゴ」たちが、群れからはぐれてしまったことでストレスになっていないか、喧嘩してキズを負っていないかなど、砂の中に潜ってしまうと確認できないことがたくさんあり、チンアナゴ」たちが快適に過ごせるよう常に気遣っている飼育スタッフにとって、極めて困難な状況となっています。

そこで「緊急開催!チンアナゴ顔見せ祭り!」という企画が始まりました。ビデオ通話アプリで、自宅に居ながら「チンアナゴ」と対面できる企画です。人間の存在を思い出させ、姿を見せるようにするのが目的です。ちょっとだけ顔を出すようになって効果があったようです。「すみだ水族館」としては初めての試みです。♥♥♥‌

「みなさまの顔見せによって、チンアナゴたちが人間の存在を思い出してくれますように。 みなさまのゴールデンウィークのおうち時間に、ほんの少しでもお役立ちできますように。 どうか、ご自宅からご協力お願いします。」(すみだ水族館)

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