「天龍寺」

 京都・嵐山「天龍寺」(てんりゅうじ)は、世界遺産にも登録されている、京都を代表する寺院の一つで、「渡月橋」から「竹林の小径」へと向かう途中にあります。この禅寺の「曹源池庭園(そうげんちていえん)」は、日本初の国の史跡・特別名勝に指定された名庭園として有名です。桜やツツジ、新緑、雪景色など一年を通して風情がありますが、紅葉の美しさも格別です。「天龍寺」は、私は紅葉の真っ最中、このお寺を訪れました。

 何と言っても「天龍寺」の見どころは「曹源池庭園」。優美な王朝文化と禅文化が溶けあい、世界文化遺産に登録されている庭園です。この名園を作ったのは、南北朝時代の臨済宗の僧侶、夢窓疎石(むそうそせき)「天龍寺」の初代住職です。「天龍寺」は不運なことに八度の大火に遭い、大方丈(おおほうじょう)法堂庫裏(くり)小方丈(書院)多宝殿といった建物は明治時代以降に再建されました。しかし、「曹源池庭園」は約700年前の作庭当時の面影をとどめています。「曹源池庭園」は、左に嵐山、正面に亀山・小倉山を借景とした池泉回遊式庭園です。水の流れのような白砂と、芝生の青とのコントラスト、曹源池に映し出される樹々の風景は最高です。紅葉だけでなく、青紅葉や四季折々の花々も美しい場所です。

 今朝たまたま早起きして観たNHKのテレビ番組によれば、毎朝15人の庭師さんが手入れをして整えておられるそうです。庭園の石組みとコケのコントラストが何とも素敵な眺めですが、この石組みを維持するのも大変な作業であることを、NHKが詳しく伝えていました。ここに入れるのは限られた庭師さんのみ。僧侶すらも立ち入ることができないんだそうです。使えるのは手のみ。他の道具は一切使えません。美しさを保つために、足を置く場所まで決められているんだそうですよ。石に張り付いたコケを取り過ぎてもいけなければ、残しすぎてもいけない。ここら辺の案配が分かるようになるのに10年の修行が必要なんだそうですよ。

 「天龍寺」の紅葉は10月から徐々に色づき始め、青葉から赤へと移り変わるグラデーションがひときわ美しいものです。カエデやイロハモミジなどが色鮮やかに赤く染まり、淡いオレンジ色や黄色、青紅葉とのコラボも風情があります。縁側に座って眺めると、とっても素敵な光景です。あー、癒やされる。♥♥♥

 さて、新型コロナウィルス感染防止のために、どこにも旅行に出ることができません。以前、この時期に訪れた「大阪万博公園」ネモフィラの美しさを忘れることができません。常磐線で茨城県にある「国営ひたち海浜公園」の壮大なネモフィラを一度見に行きたいんですが、今は公開されている最新映像だけで我慢しておきます。「みはらしの丘」の一面を青一色に染め上げる約530万本のネモフィラ。 花と空と海の青が溶け合うダイナミックなパノラマ風景に心癒やされますね。♥♥♥

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