露天商が消えた!

 3月中旬に、風情豊かな土蔵が立ち並ぶ西日本屈指の観光地である岡山県・倉敷市「倉敷美観地区」を歩いていて「あれ?」と思ったことが二つありました。一つは新型コロナウィルス感染防止のための自粛で人通りが極めて少なかったこと。いつもなら考えられないくらいの人の少なさです。タクシーの運転手さんのお話しでは、いつもなら夜はライトアップされるのが、人がいないので中止になっているとのことでした。そして二つ目は、かつてここの川沿いの道ばたには、パラソルを立てアクセサリーなどの露天商がずらっと並んで商いをしていましたが、全くその姿が見られなくなっていました。

 「道路交通法77条」では道路に露店、屋台などを出す場合、警察署長の許可が必要と定めています。美観地区で、地代を払わず一等地に居座って営業する露天商に対し、地元商店主らからは「不公平」などとする声が多数寄せられていました。こうした許可を取っていなかった無断営業の露天商について、警察署は、営業をやめるよう指導し、露天商は続々と撤退していったのです。40年以上にわたり、一等地を無断で使用しており、地元では「不公平」と批判が強まっていたほか、具体的な対策をとらず長年黙認放置し続けていた倉敷市への不満の声も聞かれます。一方では、露天商を『風物詩』として認める観光客の声もありました。しかし、地元には不満がたまっていたようです。「露天商たちの吸うたばこの煙が迷惑」「撮影をめぐって、観光客と露天商のけんかが起きている」「景観を損ねている」などのトラブルが報告されていました。地元経済界からも、市側の「ことなかれ主義」への不満の声も漏れ聞こえてきます。

 露天商がいなくなってすっきりとした倉敷川沿いの歩道では、橋を借景に写真を撮る観光客の姿などが多く見られました。美術館や素敵な観光スポットも多く、外国人観光客が増加し、明るい話題の多い美観地区に、無許可露天商は似合いませんね。♥♥♥

▲現在の美観地区  露天商が全くいない それにしても人が少ない!

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