授業始まる!〔実況中継〕

 鳥取県は休校措置が解除され、5月7日(木)から授業が始まっています。私も5月8日(金)から「勝田ケ丘志学館」に、県境をまたいで通勤しています。これってOKですか?〔笑〕2週間ぶりの授業にワクワクです。生徒たちに会いたかった。

 まずは、ALTから質問のあった、「へこむ」「落ち込む」の違いについて考えることから授業を始めました。いろいろとこの語を含んだ日本文を考えてもらって、3分ほど与えて両語の違いを考えてもらいます。「落ち込みの度合いが異なる」という意見が何人かから出てきました。その通り。ではいったいどうしてそのような違いが生まれるんでしょうか?その理由を考えた後で(例えば、台所のスポンジと落とし穴を考えてみましょう)「へこむ」(I’m feeling a little down[blue])「落ち込む」(I’m depressed)という英語に置き換えて、スタイルの違いにも言及しておきました。このように正解のない問題を自分なりに考えて、自分なりの解答を見つける、これが大学でみんなを待ち受けている勉強だということを話しました。では「旅」「旅行」はどう違うでしょうか?宿題です。私は若い頃に、「最近」「近ごろ」を国語辞典で引いたところ、「最近」をひくと「近ごろ」と書いてあり、「近ごろ」を引くと「最近」と書いてあったことから、両語の違いを考えて、そしてそのことが、英語のrecentlylatelyにも当てはまる、ということを明らかにしました。「LATELYとRECENTLYは同義か」『英語教育』2(1980年、大修館)という論文です。⇒詳しくはコチラをご覧ください

 志学館の生徒たちには、すでに「共通テスト」の模擬試験問題、『重要演習』(ラーンズ)の第1問の問題、「試行テスト第2回」をやってもらっていますから、概要は知っています(松江北高の生徒たちは、4月からずっと休校なので、まだ概要すら知らない生徒がいっぱいいそうで不安です)。今日はさらに、B4版3枚のプリントを使って、センター試験とどう違ってくるのか大きな特徴、そのためにはどのような勉強をすればよいのか、絶対にやっていけない勉強法について細かく説明しました。「目と頭が休まる暇のない忙しいテスト」と結論づけています。⏳⏳⏳

 典型的な英語の長文のパラグラフ構成について紹介して、午後からは長文問題集「Reading High-level」(ラーンズ)のLesson 4(早稲田大学)の演習です。まずは音声を聞いてもらい、自分の読めなかった箇所を確認してもらいます。各人の読めなかった箇所を発表してもらい、みんなで共有します。4つの段落を精読していきます。こういった難しい文章をきちんと読むことで、「精読力」だけでなく「速読力」もついていきます。私は今までこうやってセンターレベルの長文をラクラク読めるように指導してきました。全体で疑問点を明らかにしながら、問題を解き終わった後で、もう一度音声を聞いてもらい、どの程度理解できたかを確認します。ここで、全訳と段落構成を記したプリントを配り、再確認をします。さらに、全文のポイントを私なりに細かく書き込んだB4版裏表の解説(写真下)を配り、最初から音声を流して確認してもらいます。生徒たちは音声CDを各自スマホに取り込んでいますから、家庭学習でも繰り返し聞いています。「復習」のための段取りをつけているんです。

 竹岡広信先生の単語集『LEAP』(数研出版)は、今ある単語集の中ではダントツに最も優れたものですが、この単語集に付属している『活用ノート1』の問題演習を始めています(日⇒英、英⇒英、英作文)。これが実に良い構成で、昨年はこの『活用ノート2』『活用ノート3』まで仕上げ、単語力をずいぶんつけることができました。英語の勉強の8割までは単語の学習、というのが私の持論です。毎時間この演習を続けていきます。

 宿題として私のオリジナルの「直前演習」の長文問題プリント(その5)を配り、宿題としました。100枚以上用意してあります。こうやって長文を読むことに慣れていくんです。

 さてここで息抜きに、マジックの世界で言う「サーストンの三原則」を紹介します。①これから起こることの現象を前もって説明しない ②二回繰り返さない ③タネ明かしを絶対にしない それをあえてぶち破ることでスーパースターになったMr.マリックの苦労話を。そして八幡オリジナルの実例を一つ演じました。まずはこれから起こることの封筒に入った「予言」を、すり替えたりしないように、一人の生徒にしっかりと保持しておいてもらいます。デックを取り出し、52枚全て違うカードであることを確認します。、また1枚1枚の裏には、八幡の大好きな歌い手が青のマジックで書かれていることを見てもらいます。小田和正、さだまさし、徳永英明、コブクロ、髙橋真梨子、岡村孝子、一青 窈、辛島美登里、絢香、沢田千可子、中島みゆき、元ちとせ、松山千春、…等々です。ところが生徒たちはこれらの歌い手をほとんど知りません。名前が読めないんです。年齢差を感じることです。とんでもない読み方をして、「そんなヤツはおらん!」八幡に叱られます〔笑〕。ここで52枚の中から、何でも自分の好きなカードを1枚言ってもらいます。「ハートの3!」―「今なら変えても良いいですよ」―「変えません」ここでデックを表向きに広げて最初からカードをくっていきながら、「ハートの3」を抜き出してもらいます。その裏には「一青 窈」と書いてあります。預けておいた「予言」を開けて読み上げてもらいます。そこにはちゃんと「あなたは一青 窈を選ぶ」と書いてあります。これが第一弾の予言的中です!

 続いてカードの裏に書かれたさまざまな歌手の名前を見せながら、生徒に好きなカードに一枚タッチしてもらいます。その名前が書かれたカードを抜き出して、裏返すと、「ハートの10」です。先ほどの予言をもう一度見てもらうと、「あなたはハートの10を選ぶ」とあります。第二弾の予言的中!本当にフリーチョイスで選ばれており、決して物理的、心理的なフォースは一切使っていません。果たしてどうやってこの現象を可能にしているのでしょうか?考えてみて下さい。これが私のhobbyです。生徒たちは安易に、My hobby is reading books./ My hobby is listening to music.などと発言していますが、あれはpastime/interestであってhobbyではありません。⇒詳しくはコチラをご覧下さい 

 最後の締めくくりに、八幡の長年の経験から、成功する生徒と失敗する生徒の間には明らかな態度の違いが見られる(上⇒下と下⇒上!)ことを紹介して、昨年の先輩の例を引き合いにして檄を飛ばしました。久しぶりの授業で(10:40~15:40)、本当に疲れましたが、実に楽しかった。やはり私は根っからの教師なんですね。♥♥♥

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