ポカ

 毎週金曜日は、「勝田ケ丘志学館」で、午前10時40分から15時30分まで授業をして、米子駅発16:28分の「出雲市駅」行きの普通電車で、松江まで帰ってくるんです。よく東松江を過ぎたあたりでウトウトっとして、気がついたら松江駅を発車しようとしていた、などということが何度もあります。慌てて飛び降りるんですけどね〔笑〕。年ですね。

 先週は、電車内で、今月・来月のスケジュールを、手帳で確認したことまでは覚えているんですが、家に帰ってみるとカバンの中に、その手帳がいくら探しても見つかりません。記憶をたどってみると、間違いなく車内で手帳を開いていました。これはきっと車内に置き忘れたに違いない、と出雲駅に電話をしてみます。事情を説明すると、「お客様遺失物センター」に電話を回してくださいました。「米子駅16:28分発出雲市駅行きの電車の、2両目の先頭の座席に座っていたんですが、黒い手帳を落としたようで、届いていないでしょうか?主な特徴は……。」とお尋ねすると、実に丁寧な応答で、確認を取ってくださいました。しばらくすると、現時点ではまだ届いていないようですが、電車が車庫に入ることもあるので、見つかり次第連絡します、とのこと。「よろしくお願いします!」。この電話の応対は、実に丁寧で誠意あふれるもので、非常に感激しました。JR西日本、素晴らしい!実はあの手帳がないと、私は仕事にならないんです。スケジュール、担当者と仕事の打ち合わせ、仕事の締め切り日、書籍の発売日、旅行の予定、病院の予約、マジック道具、など大切なことは全~部書き込んであるんです。一年間の活動が全て記録されている大切な手帳なんです。もう数十年、ニッコン商事「プランダイアルA」という手帳を、東京から取り寄せて、愛用しています。この手帳を開けば、○年○月○日は何をしていたかが一目瞭然なんです。すると、夜の9時頃、米子駅から電話があり、あの手帳米子駅に戻ってきました、というお知らせが。飛び上がって喜びました。早速、米子駅まで取りに行ってお礼を申し上げてきました。日本は有り難いですね。こうして忘れ物・落とし物をしても、帰ってくることが多い。外国ではまずあり得ないことです。

 尊敬する山岸勝榮名誉教授「山岸勝榮の日英語サロン」5月25日付けの記事「「落とし物」と日本人」に、こんなことを書かれていました。まさにおっしゃる通り!!この山岸先生のサイトは、本当に英語の勉強になります。毎日楽しみに読ませていただいております。4月いっぱいで休筆されるとの宣言でしたが、全国から要望が強く、引き続き読めることとなりました。感謝!!ぜひみなさん、毎日目を通しましょう。⇒コチラで読むことができます

 私は昔、ロンドンのハイドパークで、カメラ(留学前に奮発して‟高価なもの”を買った)のレンズ蓋を落としたことがあるが、そのことをイギリス人の友人に話したら、彼は笑いながら、「某ストリートの  “ドロボー市”に行ってみたら?たぶん君のカメラのレンズ蓋が見つかるよ」と言われたことがある。早速、好奇心も手伝ってそこへ出かけてみた。何と、私のカメラのレンズ蓋に値札が付けられて売られているではないか!値段はよく覚えていないが、たしか50ペンス前後だったように記憶する(もっと高かったかも知れない)。しかたなく、自分が落としたものを”有料”で買い戻した!

 日本人にも悪い人間は少なくない。だが、一般的に言って、落とし物が出て来る確率は、世界中で、おそらく我が国が一番高いのではないだろうか。そういう正直さを培(つちか)い、慈しんで来た我が国の国民性が私は限りなく好きだ。「お天道(てんとう)様が見ていらっしゃるよ」、それが亡き母の口癖だった。

 以前にも、新見方面に行く列車の中に置き忘れたこの手帳が、米子駅に戻ってきたこともありました。日本は実に素晴らしい!!♥♥♥

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