『Reading High-level』を薦める

 「勝田ケ丘志学館」では、月曜日「英作文」水曜日「共通テスト」金曜日「英文の精読」を指導しています。先生方からよく「読解力をつけるためにどんな教材を使っておられるんですか?」と聞かれますので、今日は私が「勝田ケ丘志学館」「松江北高補習科」で使っている、『Reading High-level(改訂版) 』(ラーンズ)をご紹介しますね。長年この問題集を愛用していますが、力をつけるのにはもってこいの教材です。読み応えのある英文の難易度が徐々に上がっていくので、手応えを感じながら指導ができるんです。

 生徒はこの問題集を予習してくる中で、自分の読めない箇所を明らかにしてきます。まず冒頭に、今日やる1課の音声を聞きながら、自分の読めなかった箇所を確認させます。次に生徒たちに読めなかった箇所を発表してもらい、今日の授業の課題を共有します。さあ、段落ごとに生徒に日本語訳をつけていってもらい、読めなかった箇所を詳しく吟味していきます。単に私が解説するのではなく、読めている生徒の力も借りながら、問題点を明らかにしていきます。知っておくべき表現や文化事項、背景などを語りながら、理解を深めていきます。私は生徒たちがどこでつまづくのかが、手にとるように分かるので、意地悪な質問を混ぜながら、さらに理解を深めていきます。表面的な訳ではなく、英語をきちんと読むとはどういうことなのかに焦点を当てて話しています。右ページの設問にも、その都度解答してもらいます。一通り終わると、復習用にこの1課の全訳と段落構成を書き込んだB4(1枚)のプリントを配布します。さらに、この1課の全文に重要な文法事項、読解のポイント、重要表現等を書き込んだB4(1枚表・裏)を配布して復習に役立ててもらいます。去年の後半の演習に、『Make Progress』(数研出版)をやった際に、難解な英文を読み解くためにこのプリントを作ったところ、とても好評だったので、今年の『Reading High-level』でも毎週用意することにしました。私の英語理解が全部詰まったプリントです。生徒たちが特につまづく「後置修飾」を明示しながら、英文と英文の論理展開、段落のテーマやキーセンテンスを意識させるように構成しています。毎週自転車操業で、早朝の「ドトール」「ウィーンの森」で、コーヒー片手に、赤ペンで必死に書き込みながら仕上げています。このプリントを見ながら、もう一度音声を始めから聞いてもらい、今日の難解ポイントを復習してもらいます。読めなかった部分がきちんと理解できたかどうかを確認させます。最後に、今度は目をつぶって何も見ずにもう一度音声を聞いてもらい、どの程度聞き取れるかを確認します。読解教材をリスニングの指導にも使っているんです。このように慣らしていき、後半使用する『Make Progress』では、強烈なディクテーション作業を課していきます。

 この問題集の「解答・解説」には、全文を再掲して、ポイントを分かりやすく説明しています。生徒たちがつまづくポイントには全て詳しく解説が与えられています(私が協力したものです)。ご採用になると、2枚の指導用CDがついてきます。「教師用テキストCD」には、テキストデータ(素材文・設問・全訳・段落構成・要約文・要約文全訳・音声スクリプト)が収録されていて、教材を手作りしたり、問題を加工したりするのに実に便利ですよ。「音声CD」も、生徒たちにスマホやウォークマン等にMP3で取り込んでもらい、自学のリスニングの勉強に役立ててもらっています。♥♥♥

カテゴリー: 英語指導に関して パーマリンク

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Google フォト

Google アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

%s と連携中