私の「趣味」の一つに、全国の「水族館」を巡る、というものがあります。訪れた場所に水族館があれば、必ず出向くようにしています。もうずいぶんたくさん訪れています。青い暗がりの中で、広々とした水槽の中を、魚たちが悠々と泳いでいるのを見るのは、実に心癒やされる経験ですからね。今日訪れたのは、2004年にリニューアルオープンした、大分マリーンパレス水族館「うみたまご」です。JR大分駅から大分交通バスで約25分ほどで「高崎山自然公園動物公園前」に着きます。
昭和39年(1964)に創業した「大分生態水族館マリーンパレス」が、平成16年(2004)に全面リニューアルされ、「大分マリーンパレス水族館 うみたまご」の名で新しく生まれ変わりました。およそ50年もの歴史を持つ老舗の水族館ですね。ここ「うみたまご」は、「動物となかよくなる水族館」をコンセプトにした、国道10号線別大国道沿い海側に位置するテーマパーク。目の前には別府湾が広がり、背には高崎山がそびえる、自然あふれるロケーションの中、水量1250トンの「潮流式大回遊水槽」を中心に、さまざまなゾーンが設置されています。この「うみたまご」では、他の水族館と比べて、とにかく動物と人間の距離が近い、というのが大きな特徴です。動物との触れ合いの距離の近さや、展示方法への工夫、館内照明やBGMなど演出の美しさ、サービスの質の高さなどから、長年にわたって培われてきた知識と技術がうかがえますね。とくに館内の中心に設置された「大回遊水槽」は、見る場所によって違う水槽に見えるような工夫が凝らされています。
シャーロットちゃんで有名な高崎山で、可愛らしいサルの大群を見たその足で降りて、道路を渡ったところにありました。地球上のすべての生物は、太古の海より生まれたものです。海は命の種を内包していた「卵」のようなものだから「うみたまご」というチャーミングな名前をつけたのだとか。高崎山と別府湾の、美しい自然に囲まれた素敵な水族館です。リニューアル後、くちこみサイトでの「行って良かった水族館ランキング2012」では、「美ら海水族館」、「鴨川シーワールド」につぎ、堂々3位を獲得するほどの人気水族館に成長しました。

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