「オーベルジュ豊岡1925」

◎週末はグルメ情報!今週はフレンチ

▲白亜の豊岡市役所

 豊岡市の豊岡市役所の真ん前に、古い銀行を改装した「オーベルジュ豊岡1925」というレストラン兼ホテルがあります。ここのフレンチが美味しいと聞いていたので、豊岡高校へ講演に行く前に、立ち寄ってみました。タクシーの運転手さんに「オーベルジュ豊岡へ行ってください」とお願いしたんですが、「???そんなお店は聞いたことがない!」と困っておられました。無線で会社に問い合わせて「1925のことですか。1925で登録されています」とのことで、そこへ向かいました。実は、「かばんストリート」から豊岡駅に歩いて帰る途中にあると聞いていたので、気をつけて探しながら帰っていったんですが、全く気がつきませんでした。後で分かったことですが、白亜の豊岡市役所の真ん前にある、古ぼけた建物がそれでした。私はホテル・フレンチというイメージで、新しいおしゃれな建物を予想していたので、全く気がつかずに通り過ぎていたのでした。11時半の開店と同時に、中に案内してもらいました。通された個室は、元々は銀行の応接室として利用されていたスペースをクラシカルなダイニングルームに生まれ変わらせたものです。柔らかなランプの光とアンティークで揃えられたテーブルとチェアが、一層の落ち着きを創り出していました。家族連れや少人数の利用にお勧めかもしれません。

 「オーベルジュ豊岡1925」は、歴史ある洋風建築を甦らせた、わずか6室のレトロ・クラシックなホテルです。お食事は、関西フレンチ界の有名シェフがプロデュースする但馬の自然が育んだ滋味あふれる食材をふんだんに使った本格フレンチを提供しています。旅の拠点としての利用はもちろんお部屋に籠って日常の喧騒を離れた時間を過ごすのもおすすめです。旅慣れた大人も楽しめるワンランク上質な旅のスタイルを楽しむことができます。

 1925年は、豊岡に壊滅的な被害をもたらした「北但大震災」が発生した年です。当時の人々は、地震・火事に強い町を目指して、道路幅拡大や、耐火建築の促進に取り組みました。その震災復興建築として、1934年(昭和9年)に建てられたのが、「兵庫縣農工銀行豊岡支店」です。設計は関西を拠点に活躍した渡辺 節が手掛け、1階開口部上部のアーチ、レリーフなど当時の洋風建築の要素を取り入れた重厚な造りとなりました。長年、人々の生活を支える銀行として活躍したのち、豊岡市役所の南庁舎別館として利用されてきました。現在は、近代化遺産として、登録有形文化財に指定されています。豊岡の街並みの大きな特徴となっている「寿ロータリー」も同時期に整備されたものです。碁盤状の市街地にシンボリックな空間を創り出し、当時の地方都市としては近代的な街並みが実現していきました。こうして、今の豊岡の街並みが作り上げられました。1925年は、近代化への道を踏み出した、現在の豊岡の始まりの年なのです。豊岡が、日本が、世界が近代化に向けて動き出していた1925年。当時の人々はどんな「夢」を描いていたのでしょうか。その「夢」に少しだけ思いを馳せながら、昭和の時代にタイムスリップできる「駅」をコンセプトとして、「兵庫縣農工銀行豊岡支店跡」「豊岡1925」に生まれ変わりました。

 1階に配置された大きな円形のショーケース。全国から取り寄せられたお菓子がずらっと並んでいます。色とりどりのお菓子に心が弾み、つい笑顔が溢れる「夢見るお菓子のショーケース!」をテーマにしています。「お菓子の館」をテーマに豊岡の人気スイーツが並ぶこのショーケースを、2階のホワイエから見下ろしてみると、どこか見覚えのある形であることに気づくはずです。そう、まわりをぐるりと囲むタイル床は、豊岡のシンボル「寿ロータリー」を模しており、時空の駅を行き交う人の流れを表しました。ショーケースの中央には、かばんのまち豊岡をイメージしたかばんのオブジェが。オブジェの最上部に配置された時計の針は、1925年の「北但大震災」が発生した11時11分を指し示しており、豊岡の復興と現代への出発を象徴しています。

   個室に通されました。ここは銀行の応接室だった場所、家具もアンティークです。地元但馬の食材をふんだんに使った絶品のフレンチを食べることができました。実に美味しかった。地元ならではの素材の良さが冴え渡っていて、特にお野菜はシャキシャキです。お魚料理も素晴らしかったです!美味しいだけでなく抜群のセンスですね!ホスピタリティあふれる対応で、配慮ある暖かいおもてなしで、大満足です。

 肝心のお料理も、とっても美味しく楽しめました!フレンチのコースは、どちらかというとおもいイメージを持っていますが、こちらのフレンチは素材の持ち味を活かし、かつモダンで楽しめました。素材の良さとお料理の内容、そして抜群のホスピタリティからすると破格ではないかと感じました。

 私は、2800円(税別)の「デジュネA」をいただきました。
前菜:田村鱒コンフィ赤紫蘇のジュレと北村山葵のクレーム
スープ:南瓜のポタージュ八鹿豚リエットのパイを添えて
メイン:鮮魚のポワレ但馬産烏賊のセート風ア・ラ・モード or 丹波地鶏を2種の調理で朝来の新茶ソース
デザート:チェリーのコンポートパリブレスト風 or デザートワゴン
パン、コーヒー or 紅茶

 とっても美味しかったので、豊岡出張の際には、再訪します。♥♥♥

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