「のとじま水族館」

 和倉温泉「加賀屋」を出た私は、タクシーで、「能登島大橋」を渡り、「のとじま水族館」を目指しました。能登の雄大な自然の中を、快適なドライブでした。帰りの特急「サンダーバード」の時間の制約があったので、開館(9時~17時)と同時に入り、水族館でタクシーを待たせておいて40分間だけ鑑賞してきました。癒やしの水族館に目がない私は、全国の水族館をめぐっています。一面に広がる青の世界に引き込まれてしまいますね。

 「のとじま水族館」(入場料金1,890円)は石川県唯一の水族館で、500種、約40,000匹の能登半島近海の魚介類が中心に展示されており、様々な人気展示を一気に見ることのできる「お得感」が売りです。カマイルカ・フンボルトペンギンが泳ぐ「トンネル水槽」が見所のひとつで、国内最大級となっています。また日本海側最大級規模のパノラマ大水槽では「ジンベエザメ館 青の世界」にて、国内の水族館では4番目となる「ジンベイザメ」の飼育・展示がされています。 石川県能登島にある水族館で、2010年8月より国内4番目となる「ジンベエザメ」の飼育を開始しています(ジンベエザメは絶滅危惧種のひとつで、その生態は研究途中。飼育や繁殖は難しいとされています。日本でジンベエザメが見れるのは日本に4館だけ:海遊館(大阪)、いおワールドかごしま水族館(鹿児島)、美ら海水族館(沖縄)とこののとじま水族館)。水量1,600トンの日本海側で最大の水槽です。日本海側初の展示となるジンベエザメをはじめ、能登近海に回遊してくる南方海域に生息する温水系の大型魚類を中心に展示されています。タイトル通り!まさに「青の世界」。巨大な水槽の中を優雅に泳ぐジンベイザメの姿はとても美しく圧倒されます。水槽を真上から見たり、下の方から見たりと色んな角度から魚達の観察を楽しむ事が出来ます。「のとじま水族館」の水槽の水深は6メートルのジンベエザメを飼育するには浅く、ジンベエザメが餌を食べる際に垂直になるとき底に当たってしまうこともあり、6メートル近くまで成長した場合は、自然に戻す方針です。2019年10月にメスのイオリとオスのトトベエの2匹が成長したため、2匹とも能登沖へ戻し、代わりに氷見沖で捕獲された別の「ジンベエザメ」を水槽に入れました。イオリは5.8メートルにまで成長しました。「青の世界」と呼ばれる癒やしの空間が大きく広がっています。イルカ・アシカショーをはじめ、ラッコのお食事、ペンギンのお散歩、マダイの音と光のファンタジアなどイベントが多いのがこの水族館の特徴で、エサやり体験やイルカなどの生きものとのふれあいもできる参加型水族館です。こたつにあたって、ゆっくりと鑑賞してもらうコーナーもありました(写真下)。

 アートを取り入れた展示もここの売りの一つです。2018年春にオープンした「のと海遊回廊」ではプロジェクションマッピングが使われていて、没入感を高める工夫がなされていました。まるで海中散歩をしているような臨場感があります。能登の海で生まれ育ったマアジ、マダイ、ブリ、ヒラマサ、カンパチなど20種類1,700匹が真新しいアクリル水槽の中を悠々と泳いでいます。最大の特徴は、ジンベエザメやイルカ、クラゲ等のCG映像が天井と床に常時投影されるプロジェクションマッピング。対面する壁には鏡がはめ込まれ、クリアな水槽を泳ぐ魚とプロジェクションマッピングは、インスタ映え間違いなし!! 幻想的な光景を織りなします。魚群を間近に感じられる「観察ドーム」もありました(写真下)。

 ショップ「BLUE OCEAN」と、レストランが3つ「イルカ」「ドルフィン」「食堂街」ありました。さて、次の私の目標は、四国・宇多津にできた「四国水族館」です。♥♥♥

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