「Pinnacle」

◎これはすごいや!!もうたまげた!!

 天才ブライアン・キャズウェル(Brian Caswell)の最新作「ピナクル」(Pinnacle)を演じるために、一晩かけてカードの裏に数字を書き込みました。青い太字のマーカーで書き込んだ数字がにじまないように、一晩リビングで寝かせておきます。結構手間暇がかかりましたが、十分その元は取れるはずです。彼の代表作「トリロジー」(Trilogy)「キャタクリズム」(Cataclysm)の二つを組み合わせたようなトリックです。最大の違いは、従来あった制限をなくしたことです!それにしても、彼のデックと数字を組み合わせたトリックは、天才的と言っていいものです。発売元のイギリス・Alakazam社のメンタル・マジックにハズレはまずありません。

▲八幡家トリック・デックの手作り現場より

 一組のデックを観客に見せます。各カードの裏面には、ランダムに1〜52の番号が書いてあります。数字と表面にはいかなる関連性もないことを指摘します。観客に全く適当に3枚のカードを言ってもらいます。デックを差し出して選んでもらうのではなく(×フォース)、観客の頭に浮かんだ好きなカードを言ってもらうだけです。奇数や偶数、ハイorローカード、字札や絵札などの制限は一切ありません。途中で変えてもらっても構いません。選ばれた3枚のカードをデックから取り出して、表を上に向けて置きます。観客に始めからテーブルに置いてあったカードケースを見てもらいます。「実は、カードケースの裏面に予言を準備してきました。」と述べます。カードケースの裏には、大きく3つの数字が​書かれています。その予言の数字は、観客が選んだカードの裏に書かれている数字と、完全に一致するのです!予言の数字は最初から観客の目の前に置いてあったものです。しかも予言は1つだけです。ですので、予言の数字はカードケース以外に、名刺、写真、あるいはSNSのページに書いておくこともできるんです。私はインパクトを強めるために、カラープリンターでA4の用紙に印刷したものを使っています。

「ピナクル」は、単なるトリック以上のものです。実に不思議です。
★ よく予想されるラフ&スムース加工は一切していません。普通の一組のデックです。
★ よくあるスティッキーな粘着剤も一切使っていません。
★後で こっそりと数字を書くこともしません。全ては一組のデックがやってくれます。
★ メモリーワーク(記憶作業)は一切不要です。
★ 全くテクニック不要なのもすごいですね。あるとすれば一つだけの「大原則」のみ。後はこの巧妙なセットアップがされたデックがやってくれます。

 天才的なブライアン・キャズウェルの頭脳の賜物です。「トリロジー」「キャタクリズム」をもスゴかったですが、これらを知っているマジシャンにも、極めて不思議な現象です。届くデック(カードシャーク社フェニックスバック・デック)には数字は書かれていませんから、解説に従って自分で書かなければいけません。数字にかかわらず、名前場所名会社名スターの名前映画名食べ物等々、ありとあらゆる「予言」に使うことができますね。毎回100%、正確に、3つの選択の結果を予測することを可能にする、非常に賢いシステムです。気に入りました。お勧めします。♠♣♥♦

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