client~『LEAP』の勉強

◎『LEAP』を薦める!!

 日本語では「客」というところを、英語ではcustomer(商店などの客)audience(コンサートなどの観衆)  client(弁護士などの専門家の客)  spectator(スポーツの観戦客) passenger(乗り物の乗客)  guest(招待客) caller(短時間の訪問客・見舞客) visitor(社交・商用・観光などで訪れる客) tourist(旅行客)などと使い分けることは、センター試験にもよく出た事項でした。なぜそのような意味が出てくるかを理解しておくことは、十分に意味のあることです。下線部分に注目してやると、そのことがよく分かるはずです。つまり、「習慣」としてやって来るお客、「見る」ためにやってくるお客、といった具合です。案外、生徒たちは、そこら辺を考えもせずに丸暗記していることが多いので、注意を喚起しておきます。

 ただ、clientだけは、ちょっと解説が必要です。そもそも、cline「傾く、寄りかかる」という意味です。したがってdecline(下に傾く→低下する、断る)、incline(中に傾ける→気持ちを傾かせる→する気にさせる)、recline(後ろに傾く→もたれる)、clinic(傾く(寝台)→診療所)、climax(最高に傾く→絶頂)という具合に、clineを含んだ単語はたくさんあります。このように捉えておくと、client「寄りかかる人」ということで、弁護士や会計事務所などに、知恵を求めて寄りかかってくる依頼人となることがよく理解できますね。climate「気候」という一見理解が難しい単語も、赤道から北極・南極への「傾き」具合で「気候」が決まることを考えれば、納得です。そこら辺を、尊敬する竹岡広信先生『LEAP』(数研出版)では、cli-〔傾き〕→「気候」(*気候は地球の太陽に対する「傾き」によって決まる。)」と、他の単語集にはない記述が見られます。私がこの本を「最高の単語集」と推薦するのは、まさにこういった発見が随所に見られる本だからです。「英語の勉強の面白さ」を体感することのできる単語集なんです。ただ繰り返すだけの「丸暗記」の単語集は、その場で詰め込むことはできても、時間が経つと全~部忘却のかなたです。ちなみに、先ほどのclientをこの『LEAP』で調べてみると、cli-〔傾く〕+-ent〔人〕→「寄りかかってくる人」と、ちゃんと出ています。勝田ケ丘志学館の生徒たちは、こうやって語彙を増やしています。この本が登場したときに、竹岡先生からは、理想的な英単語集ができました」と言って、松江北高英語科全員にサイン本をいただきましたが、その言葉は決して誇大広告ではないことがお分かりになるでしょう。♥♥♥

▲付属の『活用ノート』1~3と一緒に使うとさらに効果的 作文力がつく!

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