西村京太郎先生誕生日!

▲2019年に刊行された西村先生の新刊12冊

 9月6日(日)は、私の大好きな西村京太郎先生90歳の誕生日でした。6月に出た『京都魔界放浪記』(カッパノベルス)が、西村先生631冊目の著書でした。7月には『十津川警部 愛憎の行方』(徳間書店)という短編集が632冊目として刊行されました。8月15日に出た『平戸から来た男』(徳間文庫)の巻末には、推理小説研究家の山前 譲(やままえゆずる)先生の手になる「西村京太郎全著作リスト」(2020年6月30日現在)が載っています。山前先生は、以前から、西村京太郎先生の研究家として、最も西村先生を知る評論家です。私が西村先生の以前の文庫化された作品を全部買うのは、巻末に掲載されることの多い、山前先生「解説」を読むためでした。西村先生は、私のかつてのインタビューに答えて、次のようにおっしゃっておられました。⇒コチラです

 「私ね、635冊書いたらスパッと書くのを辞めようと思っているの。東京スカイツリーが「ムサシ」(634m)でしょ。だからそれよりも1つだけ高いところを狙っているの。でも、まだまだ時間がかかるね。」

 もうあとちょっとで、大記録達成です。今年度中には、大きな目標・偉業が達成されます。嬉しい限りです。635冊と言わず、いつまでもお元気でどんどん新作を届けていただきたいと願っております。そんなことを思っていたとき、西村先生から直筆のお葉書が届きました。「コロナに酷暑が重なった今、いかがお暮らしですか。心配しております。私の方は、外出もままならず、ひたすら部屋に籠もって原稿を書いております。今秋末には何とか記念館を、再開したいと思っており、その時は、真っ先にお知らせ致します。」

 そうか、「西村京太郎記念館」は休館しているのか。再開したら、先生のお祝いに行ってこないといけませんね。私が把握している今後の先生の新刊発売予定は、次の通りです。もちろん全部買い揃えます。♥♥♥

●9月9日  『十津川警部 西伊豆変死事件』(光文社文庫)〔再文庫化〕
●9月11日 『十津川警部 南紀・陽光の下の死者』(双葉文庫)〔再文庫化〕
●9月11日 『十津川警部 予土線に殺意が走る』(祥伝社文庫)〔初文庫化〕
●9月24日 『青梅線レポートの謎』(角川文庫)〔初文庫化〕
●9月29日 『赤穂バイパス線の死角』(新潮文庫)〔再文庫化〕
●10月5日 『私を愛して下さい』(集英社)〔新刊〕
●10月8日 『二つの首相暗殺計画』(実業之日本社文庫)〔初文庫化〕
●10月9日 『日本遺産に消えた女』(徳間文庫)〔初文庫化〕
●10月15日『十津川警部 山手線の恋人』(講談社文庫)〔初文庫化〕


 コロナ渦における西村先生「Day to Day」のエッセイを、次のサイトで読むことができます。⇒コチラです  先生の誕生日を記念して、先月より実施されていました読者による「好きな長編小説アンケート」の結果が公表されました。ベスト3の結果は下記の通りでしたが、私のランキングとはずいぶん違います。♠♠♠

1位 「寝台特急殺人事件」
2位 「終着駅殺人事件」
3位 「消えたタンカー」

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