リスニングの実験

 今日は、共通テストのリスニング演習で、こんな実験をしてみます。ある公開模擬試験のリスニング共通テストの問題を、音源を一切聴かせずに選択肢だけで解答してもらいます。印刷されている選択肢をよ~く観察し、放送原稿の内容を予測しながら正解を推理していきます。与える時間は20分です。「狙い」は後で述べます。生徒たちはどよめいています。「一体何が始まるんだ?!」20分間で解答してもらい、マークの解答用紙は取りあえず机の中にしまって、今度は音声をしっかり聴いて、いつものように解答してもらいます。はい、終わりました。

 まずは、先ほどの選択肢だけで解答したものを、自己採点してもらいます。一切音声も聴かずに選択肢だけで解答したものです。平均点は38.0点。なんと50点以上取った生徒が3人いました(57点、50点、50点)。すごいことです。50点を取った生徒は、「私、コワイ!!」と感想を述べていました〔笑〕。傾向としては、ある程度理詰めで解答できる第5問(20点満点)は正答率が高かったようです。私はこの部分16点でした。これで、音声を聴いて解答した方の点がより悪かったらえらいことですね。恐怖の罰ゲームが待っています(私は「Boggle Flash」を前に出てプレイして英単語が10個以上答えることができるまで、止めさせないという「公開処刑」罰ゲームをやっています⇒このスグレモノ教材についてはコチラに書きました )。自己採点の結果、全体の平均点は84点でした(最高100点、最低67点)。いつもよりも全員に高得点が出ています。

 このことは一体何を意味するのでしょうか?生徒たちに、これに気づいてもらうことが、今日の目標でした。リスニングは、選択肢の内容をある程度頭に入れて聞くのと、白紙で聞くのとでは、理解度が全然違うんです(これの最たるものが東京大学のリスニング試験です。事前に選択肢を「先読み」しておかないと手も足も出ません)。だから2回読みのところで1回で解答できた場合には、次の問題の選択肢を「先読み」にいきます。ポーズの時間も無駄にせずに、少しでも先の問題の選択肢を読むようにします。これだけでずいぶんと正答率が変わってくるんです。「何とかして選択肢を先に読むことを心がける」、このことが実感されたことでした。リスニング問題解答の鉄則は

 「前へ、前へ、先へ、先へ!!」

です。この実験、みなさんもぜひ一度試してみてください。♥♥♥

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