お宮の松

  熱海市東海岸町の国道135号下り車線沿いにある親水公園に「お宮の松  貫一お宮の像」は、尾崎紅葉(おざきこうよう)による明治の大人気小説『金色夜叉(こんじき やしゃ)』の主人公である貫一を模した銅像です。銅像は昭和61年に作られ、美しく整備され、今も観光客が絶えない写真スポットですね。この2人が別れの場面を迎える海辺に、心変わりの許しを請うお宮と、それを足蹴にする貫一の姿の銅像が立っています。この愛憎物語の舞台は、今や恋人たちのラブラブスポットとなっています。この「貫一お宮の像」は、ある意味聖地巡礼の場所となっているんです。私も熱海市内観光のトップバッターに、この地を訪ねました。 観光タクシーを予約して、熱海の名所をぐるっーと回っていただいたんです。

 『金色夜叉(こんじきやしゃ)』は、尾崎紅葉が書いた明治時代の代表的な小説。『読売新聞』に、1897年(明治30年)1月1日~1902年(明治35年)5月11日まで連載されました。

 

 この『金色夜叉』は当時の大ベストセラーだったようで、ある重病の令嬢は、自分の死後、お墓に花や水を供えるより『金色夜叉』の連載されている『読売新聞』を毎朝供えて、と遺言したほどであったらしいのです。前編、中編、後編、続金色夜叉、続続金色夜叉、新続金色夜叉の6編からなる小説です。作者の尾崎紅葉が胃癌で逝去したために未完で終わっていますが、後にに門人である小栗風葉が続編を完結させています。昭和に入って、たびたび、映画化、ドラマ化されるようになりました。中でも、追いかけて許しを乞うお宮を貫一が蹴り飛ばす、熱海での場面は有名ですね。貫一と結婚を約束した許嫁でしたが、お宮の裏切りによって破局を迎えるという悲恋物語です。グレる貫一と、玉の輿に乗ったものの、貫一への未練を断ち切れず過去を悔いるの心の葛藤を描きます。「お宮の松 貫一お宮の像」は、まさに二人の破局のシーンです。そんな歴史に思いをはせながら、カメラのシャッターを切りました。♥♥♥

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