デザインダブルクリップ

▲八幡が仕事で使っているイタリア製「サークルクリップ」

▲私のお気に入りのイタリアアレッシー製の「はりねずみ」

 毎日文書を持ち歩いている私にとって、クリップは必需品です。私の使う書類クリップは人とちょっと違っていて、丸形の「サークルクリップ」を使うんです。以前は、ロフト」が扱っていた光沢のある中国製のものを好んで使っていたんですが、製造中止とかで、もう手に入りません。そこで、東急ハンズ」にしかなかったイタリア製のものを使い始めました。また在庫がなくなるといけないので、大量に買い溜めていたんですが、これも今は製造中止となり、手に入らなくなりました。大量に買っていたので、その在庫を大切に大切に使っていますが、今はもう底をついてきました。書類の落とし物をしても、「丸形クリップのついているものは八幡先生の書類だ」ということで、すぐに戻ってくるので、とても重宝しているんです。

 分厚い書類には「ダブルクリップ」も重宝しています。このクリップのことを「バインダークリップ」と呼ぶ人もいますね。文具王の高畑正幸さんが出された『文房具語辞典』(誠文堂新光社、2020年)には次のようにあります。この辞典、最近の『日本経済新聞』において、第1位に選ばれたとてもユニークな辞典です。

 閉口するコの字型の板バネの口端に針金を曲げたハンドルを取り付けたクリップ。ハンドルを背の方に倒しテコとして開口させ、紙を綴じた後は反転させて閉じる。1915年にアメリカのルイス・エドウィン・バルツレーが発明。保持枚数が多く、把持力がとても強いのにかさばらず安価なため、枚数の多い書類を綴じるクリップとしては最も普及している。「バインダークリップ」とも。(p.109)

 なぜこれを「ダブルクリップ」と呼ぶのか不思議でしょう?クリップの持ち手を折りたたんで横から見るとアルファベットのWの形をしています。このW(ダブリュ)がダブルと変化したものらしいんです。この「ダブルクリップ」はテコの力を利用してレバーでクリップを開くようになっています。結局、横から見た形がアルファベットの「W」に見えるから、ダブルクリップ」ということなんですね。一昨年プラスから「エアかる」という「ダブルクリップ」が出て話題となりました。「てこの原理」を応用した新機構により、開く力を従来品比で最大約50%に削減し、空気のように驚くほど軽く開くことができるダブルクリップです。「エアかる」というのは、空気のように軽く開けられるという意味です。⇒コチラに紹介しました

 さて、100均の「ダイソー」は、「ダブルクリップ」の種類が豊富ですよね。季節やトレンドに合わせて様々なデザインの「ダブルクリップ」が取り揃えてあります。サイズは小さいものと大きいものの2種類あり、挟む紙の種類によって選ぶことができます。今日私が購入したのは、「ダイソー」「デザインダブルクリップ」です。書類を挟む部分に色違いで「GOOD JOB!」「IMPORTANT」「CHEER UP!」「LIKE👍」「THANKS」と5種類のメッセージが印刷されており、各2個ずつ計10個入っています。実に可愛らしいのが気に入りました。「ダブルクリップ」は普段使いでも、仕事用にもよく使う文房具なので、たくさん準備しておきたいアイテムです。これ、おすすめのダイソーアイテムです。♥♥♥

▲さまざまな「デザインクリップ」が取り揃うダイソー文具売り場

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