空也

◎週末はグルメ情報!今週は「もなか」

 銀座の老舗和菓子店「空也(くうや)」勝田ケ丘志学館の事務長さんに紹介してもらいました。明治17年の創業後、和菓子の名店として長く愛されているお店です。数ある和菓子の中でも、「空也もなか」は、予約をしないとなかなか手に入れることができないほどの人気商品。1日に7,000個~8,000個製造されるそうですが、あっという間に予約分で売り切れてしまいます。夏目漱石、林 芙美子をはじめ、多くの文豪が愛したお菓子としても知られており、東京の手土産と言えば必ず名前が挙がる名品です。私は電話で2週間前に予約を入れておきました。

 当日、東京駅からタクシーで銀座に向かいます。運転手さんはそんな店知らないと言います。地図を渡しても分からない。ナビを一生懸命いじっていますが、反応がありません。銀座に着いてもあたりをグルグル回っているだけで、一向に着く気配がありません。挙げ句の果てに、車を止めてお店に入っていき聞いておられる。東京のタクシーってこんなものです。今から40年前に初めて東京にやって来て、東京駅から駿河台(株)研究社までタクシーで行こうとしました所、運転手さんはさっぱり分からない。地図も渡しているのに。あの時は、「ここら辺にあるはず…」と、見知らぬ場所で降ろされてしまい途方に暮れたのを思い出します。以来、東京はタクシーは当てにならない、JRと地下鉄を勉強してどこでも行けるようになりました。さすがに、今回は東京のコロナ爆発的感染拡大の中で、移動は全てタクシーを使ったんですが、乗った全ての運転手さんは素人同然で、全く頼りになりませんでした。

 さて、「空也もなか」の一番の特徴は、焦し皮にあります。箱を開けるとふわっと香ばしい香りが漂います。中には、砂糖と小豆だけを丁寧に煮詰めて作ったあんこがたっぷりと。実にシンプルですが、つい2個目に手が伸びてしまうような、あと引く味わいです。この香ばしい皮とあんこの組み合わせは、他にはない「空也もなか」ならではの味。「どうしてもこの味が食べたくなる…」と、定期的に予約をしているファンもいるそうです。サイズは手のひらにすっぽり収まるくらいの小ぶりな大きさ。添加物や保存料は一切使っていないところも嬉しいですね。自宅用のほか化粧箱入りも注文可能です。なかなか手に入らないという希少価値の高さもあり、手土産にも喜ばれますよ。

 とても人気の商品なので、確実に購入するなら予約をおすすめします。電話でも予約はできますが、あまりの人気に電話が繋がらないことも多いみたいです。当日は予約分のみで売り切れてしまっていることがほとんどのようです。私が訪れたこの日もそうでした。ものすごい人気です。島根県から来たと言うと、とても喜んでいただき、親切にもてなしてもらいました。全部売り切れなんですが、予約の商品がうず高くつまれていました(写真下)。

 お値段も実にリーズナブルです。残念ながら通販や発送では買えません。お店に行かないと手に入らないんです。そうまでしても食べたい逸品でした。おみやげにお届けした人たちにも喜んでいただきました。♥♥♥

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