「幻覚のESP」

 幻覚を生む幻のパケット・トリック「幻覚のESP」です。まぼろしづくし、と言っても過言ではないすごい現象です。5枚の「赤丸」のカードが、1枚ずつ「緑の四角」のカードに変化していきます。5枚とも「緑の四角」に変わったところで、あら不思議、1枚がなぜか「赤丸」に戻ります。全部が「赤丸」に戻っているのかな?と思いきや、残りのカードをすべて開いてみると、これがなんと、5色色違いのESPのシンボル(丸・十字・波・四角・星)に変化しているではあ~りませんか!なーんだ、ESPカードだったのね、というオチ。私はこのESPカードを使うマジックが大好きで、世界中から集めています。

 これは、ずいぶん前に「トリックス」という会社から、同名で販売されたこともある幻のパケット・トリックで、私も買って持っております(東京へ出る度に、八重洲口からチョット歩いて階段を上り2階にある「トリックス」へ出かけたのも懐かしい想い出です)。考案は南部信昭さん。この度再生産される機会を得て、装いも新たにすっかり生まれ変わりました。手順・構成はほぼ当時のままですが、カードのデザインなどは完全に新しく作り直したものです。カードの素材もプラスチックになって、耐久性が格段に上がりました。カードがへたってしまったり、薄汚れたりすることの多い紙製よりも耐久性に優れており、手触りも悪くありません。末永く使うことができます。マジック愛好家の中には、プラスチックのカードはマジックに適さないという固定概念をお持ちの方もいらっしゃるかもしれませんが、最近はずいぶん技術が進歩していて、プラスチックでも滑りの良いカードが作れるんだそうです。確実にこのほうが長持ちしますのでおススメです。ただし、今回は数量超限定での生産ということで、なくなるとまた手に入らなくなるようなので、ぜひ早めに買っておくとよいでしょう(monthly magicの販売)。外見上5枚のパケットで、実際にも5枚しかない点が最大の特徴でしょうか。すなわち、ノーエキストラ、ということです。ノーエキストラで、なおかつ一般的な技法のみを使ってこの変化を実現するために、ギリギリのカード構成・面構成となっているところが見所です。5枚の設定のマジックを5枚でやってしまうところが最大の魅力です。

 最初の変化(丸→四角)は1枚ずつゆっくりと起こります。観客の中には、目を丸くして驚き、自分の視覚を疑う人もいるかも知れませんね…四角だけに〔笑〕。一方、最後の変化はほぼ一瞬で、意外性もあります。マニアにも、クライマックス部分が一番の驚きです。解説も、以前は紙の説明書でしたが、今回は考案者の南部さん自身のオンライン動画(日本語)となっています。ハンドリングも前回の解説書からは改良された所もありました。♠♣♥♦

 

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