目標設定と「SMARTの法則」

 「共通テスト」も終わり、これから国公立大学・私立大学に向けて準備をする時期となりました。この一ヶ月ヤル気を起こして頑張り通すためにも、「生きた目標」を設定することが大切です。同じ目標でも、人に押しつけられた目標と、自分で納得した目標とでは「ヤッタルでー!!」という達成意欲に2.6倍ものひらきが出ると言われています。妥当な目標でも一方的に押しつけられた目標では、84%の人がとりあえず拒否反応を示すという心理学者の調査もあります。どんな目標でも与えさえすれば人はヤル気になるのでしょうか?否です。そこで、自分なりに納得できる生きた目標を立てるときのコツを表したものに「SMARTの法則」があります。目標の立て方の要諦を述べたものです。SMART」とは、

  • Specific:「具体的、分かりやすい」を意味

  • Measurable:「計測可能、数字になっている」を意味

  • Achievable:「同意して、達成可能な」を意味

  • Relevant:「関連性」を意味

  • Timed:「期限が明確、今日やる」を意味

 それぞれの頭文字を取った言葉で、これら5つの要素は、目標を達成し成功をつかむための5因子とされているのです。SMARTの法則」は、目標達成の精度を格段に高めてくれる力を持っています。これを知っておくと、あらゆる場面での目標設定や目標達成に活用できるでしょう。

Specific・・・「具体的」ということです。「一生懸命頑張る」では単なる精神論で終わってしまいます。5W1H(誰が。いつまでに、なぜ、何を、どこで、どのように)の原則を生かした目標でありたいですね。誰が読んでも分かる明確で具体的な表現や言葉で書き表します。「とにかく一生懸命に仕事に励む」「現在の仕事を継続的に行う」「優秀な部下を育てる」「得点アップを目指す」といった目標は、単に「努力します」と言っているだけで、目標達成にはほど遠くなります。

Measurable・・・「測定可能」ということです。数値で示すことができれば、結果の客観的な評価も可能になってきます。

Attainable・・・「達成可能」ということです。「やってやれないことはない」程度の難易度にしないと、途方もなく力量と極端にかけ離れた目標では、現実味がありません。初めからあきらめてしまいがちになります。逆にあまりにも容易な目標だと、チャレンジ精神は起きませんし、仮に達成できたところで喜びはのあまり生まれないでしょう。希望や願望ではなく、現実的な内容でないといけませんね。自分の力をちょっとだけ(10%~20%)上回ったくらいの目標が望ましいところです。

Relevant・・・「関連性・意味がある」ということです。それを達成することで自分に大きな成長が期待できる、意義を感じることができるものでなければなりません。目標を達成した先には何があるのか、何のために目標を達成するのかが明確に見えていれば、モチベーションも高まります。

Timed・・・「時間設定がある」ということです。そのうちに、では単なる願望に終わってしまいます。「いつまでに実現する」という時間設定・期限があってはじめて目標と言えます。

 この「SMARTの法則」に従って、現在の目標を立ててみましょう。①「○○大学△△学部」に合格する ⇒②「二次試験で60点以上取る」 ⇒③今の自分の力では無理だが、みっちり頑張ればなんとか合格圏内に滑り込める ⇒④ここに進学することで将来の自分の夢に近づくことが可能になる ⇒⑤期限は2月25日までの約1ヶ月  こんな感じで目標を立てるのです。

 この考え方の始まりは、ジョージ・T・ドラン(George T. Doran)が提唱したとされています。ワシントン水道会社・元企業計画担当ディレクターが、1981年の論文の中ではじめて「SMART」という言葉を用いました。「生きた目標」とはスマート(SMART)でなければならないのです。♥♥♥

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