誕生日

 去る1月15日(金)に、○○歳(?)の誕生日を迎えました。たくさんの方々からお祝いのメッセージを頂戴して嬉しく思いました。もっとも、もうこの歳になるとあまり感慨はないんですけどね。昔は「成人の日」として、国民のみなさんが一斉に休んで私をお祝いして下さっていたんですが、最近は別の日が祝日になることが多くて〔笑〕。亡くなった母から聞いた話では、「成人の日」に生まれたので「成人」と名付けたとか(手抜きじゃないか!!)。最初は「せいじん」ちゃんと呼ばれていた。次に「なるひと」ちゃんと呼ばれ、最後に「しげと」ちゃんに落ち着いたそうです。

 大好きなシンガーソング・ライターのさだまさしさんが、コンサートで、時々「誕生日」のことを語られます。誕生日」は自分がお祝いしてもらうものと勘違いしている人が多いが、これは大間違いである、と。この日は命がけで自分を生んでくれた母に、感謝する日であると。本当にそう思います。「鼻からスイカが出てくるよう」な痛み(?)に何時間も耐え、生死をかけて闘った苦難の日=「誕生日」だったことを、絶対に忘れてはなりません。報恩感謝です。この話、映画評論家の故・淀川長治さんからの受け売りだそうです。淀川さんと故・永六輔さんは、誕生日が同じ4月10日です。芸能界で同じ誕生日の人を集めて、一緒に食事をしようと淀川さんに持ちかけた所、淀川さんは、「誕生日は、母が陣痛の痛みに耐えて私を産んでくれた日です。私を産んでくれた母に感謝する日なので、母といっしょに過ごしたい」と断ったのだそうですよ。大きくなると、人は、自分が一人で育ったように思いがちです。けれど、親に育ててもらったんですね。年に一度、5月の「母の日」だけでなく、せめてもう一日、「自分の誕生日」にも、生み育ててくれたお母さんのことを思い出してもいいのかもしれません。

 ちなみに、1月15日「いちごの日」だそうです。全国いちご消費拡大協議会」が制定したもので、由来は「いい(1)いち(1)ご(5)」(いい苺)と読む語呂合わせからだそうです。こうやって何でもかんでもこじつけて記念日を作るんですね。ハウス栽培や品種改良によって、イチゴは一年中簡単に手に入るようになりましたが、1月中旬はイチゴの収穫・出荷が本格化する時期にあたるそうです。ということで、この日は佐賀県産のイチゴをスーパーで買ってきて食べました。美味しかった。ついでながら、毎月22日は「ショートケーキの日」となっています。この記念日はカレンダーにおいて、22日の真上には15日があり、ショートケーキの上には苺が載っていることに由来するそうです。いい加減にせい!!♥♥♥

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