「ダラリの法則」

 「ダラリの法則」をご存じですか?何事も「ム・ム・ムは禁物です。自分で声に出して読まずにいくら英単語を目だけで覚えようとしても、それはムダな間違った努力です。覚えてもすぐに忘れてしまいます。日頃の勉強を疎かにして、試験前だけいくら一夜漬けで頑張ってみても、それはムラのある勉強にすぎず本当の力はつきません。島根県で最も成績の悪い普通高校が、1年生入学時から『ジーニアス英和辞典』(大修館)を使っていて驚きました。基礎基本もできない生徒がこんなムリな辞典を使っても力はつかないでしょう。力相応に背伸びをせずに教材は選ばなければいけません。当時島根県で最も英語の成績が良かった(過去形)のは松江北高ですが、ここでは1年生に入学してから5月までは教科書は一切使わずに、中学校の復習をしっかりやっていました。そして使う教科書は難しいものではなく、簡単な基礎的なものを何度も繰り返して反復学習をしていました。上で紹介した学校では、そんなことはおかまいなしに、入学式が終わるとすぐに教科書をやっていました。ムリがありました。ここら辺から変えていこうというのが「ダラリの法則」です。

 「大学入学共通テスト」が終わり、いよいよ国公立大学の二次試験&私立大学の試験が始まります。この期間に、自分の力をはるかに超えた全く解けもしないような志望校の問題をいくら一生懸命やり続けても、それはムダな努力でしかありません。志望校の設定にムリがあります。体のことを考えもせずにムリをすると病気になります。無茶はいけません。1日に10時間くらい勉強して、次の日は疲れて休んでしまう。このようなムラのある勉強を繰り返しても力はつかないでしょう。、ム、ムを排除する、「ダラリの法則」、心に留めておきたい名言です。♥♥♥

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