「保護者三悪」

 これは故・松井悦夫先生(河合塾教育研究開発本部長・全国進学情報センター所長)の講演で教えていただいたもので、今でもネタによく使わせていただいています。駆け出しの若い頃は、河合塾広島校の校舎長をなさっておられた松井先生の追っかけをやっていました。講演会ではいつも一番前の席に陣取って、先生の一言一句をメモしていたものです。何度か通ううちに親しくさせていただくようになって、勤務校にも何度もお招きして、生徒・教員・保護者講演をお願いしたものです。その中でも、特に印象に残っているのが、保護者の役割」についてでした。保護者には、①子供のよき理解者、であり、②経済支援者、の二面があり、に関しては、保護者三悪として、(1)あたまごなし、(2)他人との比較、(3)過度の期待、を戒められた後で、本人と本人のおかれた状況をよく理解する事が大切であると述べられました。受験を迎えた時期には、成績の上がらないあせりや、自分の弱さ・つたなさを露呈したり、結果に対する不安で激しく揺れ動く時期なので、必要に応じて「良き理解者」としての役割を発揮するように、とおっしゃられました。木の上に立って優しく見守る存在が親です。この「保護者三悪」は保護者面談や保護者PTAなどで、私がいつも使わせてもらっていたネタです。 「経済支援者」としての立場は、曖昧にすることなく毅然とした態度で子供に伝えるべきである、とおっしゃいました。

 長生きしていただいて、もっともっと教えていただきたいことが山ほどあったんですが、先に逝ってしまわれました。手術からの退院後、温泉につかってのんびりしたいとおっしゃられていたので、玉造温泉はどうでしょう?と、提案していた矢先の訃報でした。返す返すも残念でした。

 以前に、「ダウンロードサイト」に登録してある、私が作成した「保護者シラバス」(高校1年~高校3年、松江北高での木村達哉先生の講演録も、きっと先生方のお役に立つと思います。のぞいてみてくださいね。♥♥♥

・八幡成人(編)「保護者シラバス」(1年生~3年生)  ⇒コチラで読むことができます

・木村達哉(講演)「勉強に向き合うわが子にどう接するか」      ⇒コチラで読むことができます

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