｢開運　なんでも鑑定団」に、あの超魔術師・Mr.マリックさんが登場していました。１９８８年にテレビ番組出演を機に、超魔術人気を博し、「ハンドパワー！」や「来てます！」が流行語となりましたね。今でこそ超人気者ですが、ブレイクするまでに本当に苦労をしておられます。私は「Mr.マリックの苦労話３題」（⇒コチラです） 「Mr.マリックの修業時代」（⇒コチラです）としてまとめていますので、お読み下さい。マリックさんの「超魔術＝卓越した話術」というのが私の印象・実感です。実は、話術を磨くことが彼の成功の秘訣であったと思います。デパートの実演販売員時代から長年培った、彼のそのコミュニケーション術を全部明かしたのが、Mr.マリック『超魔術の裏技術　誰の心でも誘導できる』（ワニブックス、２０１９年８月）です。一昨年、東京の「八重洲ブックセンター」をのぞいたときには、ベストセラーでずいぶん話題になっていましたね 。

　さてお宝は、お孫さんの誕生日プレセントに何が欲しいかと尋ねたところ｢現金｣と言われたので、さすがに現金はと思い、ネットで１万円で求めた｢慶長小判」を出品しました。本人希望評価額は「１０万円」。鑑定の結果は「千円」、見事にニセモノでした！本物なら２００万円くらいはするそうです。あのマリックさんをだますとは大したものです。超魔術師のマリックさんらしく、退場の際は、「千円？こんなものいらない！」と叫んで、見事小判を空中に消してみせました。さすが！！♥♥♥