東京・多摩センターの「丸善」で、原島広至(はらしまひろし)『英語解剖図鑑』(KADOKAWA、2400円)という面白そうな新刊本を見つけました。 英単語の語源や品詞の成り立ち、英語の歴史的変遷、他言語との比較など、英語という言語を多角的視点から掘り下げていく(=解剖する)本書。多数のビジュアルでまとめられた本書で英語の「骨組み」を知れば、丸暗記なしで語彙力がどんどん高まること必至!英語好きな大人の教養本に、授業の英語では飽き足りない学生の副読本に画期的一冊です!英語の骨組みを、ビジュアル(図版+写真)に読み解くことで、英単語の丸暗記を排除して、楽しみながら語彙力をつけることのできる面白い一冊です。語源、単語の構造、近年の新語、発音、英語の歴史、アルファベットの歴史など、授業の単語の小ネタ集としても実に役立つ本だと思います。ぜひみなさんにご一読をオススメしておきますね。
新しく始まった「共通テスト」のリーディングでは、「センター試験」に比べ、総語数が1200語も増え(長文2題分じゃないですか!)、読みの益々のスピードアップが求められています。一層「語彙力」が重要になってきました。 丸暗記ではすぐ覚えられるものの、すぐに忘れてしまいます。私は英単語を接頭辞・語根・接尾辞に分解して、押さえていくのが長い目で見て一番効果があると信じて、入学時から3年間少しずつ生徒たちに紹介してきました。授業で紹介する代表的なものを50個取り上げてまとめたものが、八幡成人『英単語はアタマ・オナカ・シッポで攻略だ!』(自費出版、2011年)でした。幸い、全国のたくさんの先生方からお申し込みをいただき、アッというまに品切れになってしまいました(写真下)。感謝です。
今でも欲しい、と言ってくださる先生方が多いので、センター試験指導の種々の資料と一緒にデータCD集を作る際に、この冊子を丸ごと一冊PDF化して収録しました(写真下)。プリントアウトして使っていただくことができます。昨年11月、今回2月の私の「オンライン講演」でご紹介しましたところ、聞いて下さった多くの先生方からご希望いただき、嬉しく思いました。
まだ在庫はございますので、ご希望の先生方は、私に直接メールでお申し込み下さい。(1枚200円、送料200円)♥♥♥