「高輪ゲートウェイ駅」  

 今回東京に出かけた際には、ぜひ話題の「高輪ゲートウェイ駅」を見ておきたいと思いました。2018年6月、駅名の公募に対して6万件を超える応募があったにもかかわらず、130位に入った名前を選んだことから批判が集まったあの新しい駅です(得票数上位は、一位 高輪 二位芝浦 三位芝浜)。命名の理由は、①この地域は古来より街道が通じ、江戸の玄関口として賑わい、明治時代には地域をつなぐ鉄道が開通した由緒ある歴史的背景をもつこと、②新しい街は世界中から新進的企業・人材が集う国際交流拠点化を目指すこと、③新駅が過去と未来、日本と世界、そして多くの人々とをつなぐ結節点として街全体に寄与するようにとの思いから、でした。

▲木の温もりの感じられるホーム

 駅の周辺にはマジで何もない、「今日行ってきたけどマジで駅以外何もないよ」「周辺はまだ何もないから、これからだね」といった声も出ていましたから、ここら辺の真偽についても確かめておきたいと思ったのです。確かに駅周辺は開発中、本当にお店一軒ありません。工事現場に、遠くにビル群が見えます。これからどんどん開けていくんでしょうね。品川車両基地跡の周辺一帯は、将来的には13ヘクタールもの土地に新たな街の「グローバルゲートウェイ品川」が整備され、2024年には国際交流拠点としての街開きが予定されています。建物の高さは約30m、大屋根は長さが110m、幅35mというスケールで、屋年の骨組みや壁の柱の建材として福島産のスギが用いられています。

 斬新なデザインと環境に配慮した駅舎がひと際目を引きます。デザインは東京大学教授で世界的建築家である隈 研吾(くまけんご)さんが手掛けており、「折り紙」をモチーフにした大屋根は造形が美しく、「和」をイメージした柔らかな外観が印象的だ。そのほかでは、省エネルギー、再生可能エネルギーなど、さまざまな環境保全技術を駅に採り入れた「エコステ」にも取り組んでいる点が注目すべきポイントになっています。「高輪ゲートウェイ駅」がオープンした時に、駅名に明朝体を用いたことが話題になっていました。しかしこの表示は駅の2カ所だけで、ホームの駅名標などは、JR東日本の一般的なゴシック書体を使っていました。 駅舎の内部は折り紙をモチーフにした大屋根、ホームに到着する電車が見える吹き抜け、周辺が見渡せる大きなガラスなどが特徴になっています。もっとも吹き抜けやガラス張りは他の駅でも採用しており、熱反射率が高く光を透過する膜屋根の採用による電力量の削減、東北地方で取れた木材を使うことによる環境配慮など、SDGs(持続可能な開発目標)への取り組みのほうに好感を抱きます。照明デザインは、東京駅丸の内駅舎のライトアップを担当した照明デザイナーの面出 薫さんです。柔らかな光に包まれたコンコースを演出しています。

 それ以上に斬新だと思ったのは、案内や警備、清掃にロボットを導入するとともに、無人AI決済店舗「TOUCH TO GO」を設置したことでしょう。後者は、大宮駅・赤羽駅で実証実験の経験はあるものの、常設店舗は初になります。店内には50台のカメラやセンサーが取り付けられており、人の認識や動作、商品の移動などを絶えず管理することで、商品を購入するまで店員が携わらないような仕組みになっています。店内は一般的な駅のコンビニと同程度の広さであり、パンや弁当、飲料水など、約600アイテムが陳列されていました。こういった事に慣れない私は、店内でとまどってしまいましたけどね。さらに、自動改札機は新宿駅南口ともども、タッチの部分を斜めに傾けて使い勝手に配慮した新型が導入されました。こちらはQRコードによる実証実験にも対応した作りになっています。 3階にある「スターバックス」のお店にも入ってみましたが、現金は使えません。コーヒーを飲むのにもすべてカード決済です。「日本初のキャッシュレス特化型店舗」なんだそうです。ホームからはお店に入ることはできません。一度改札を出てから、エレベーターで上がります。ちょっと不便ですね。木とグレイッシュな壁を採用し、建築家の隈 研吾さんがデザインした高輪ゲートウェイ駅の木の温もりが感じられます。「スマートラウンジ(SMART LOUNGE)」は、多様なニーズや利用シーンに応える店舗空間で、同店舗には移動中や商談前後などの隙間時間に1人で集中して作業に打ち込める空間や、複数人での打ち合わせなどでの利用を想定したビッグテーブルを設置。半個室席×6席とテラス沿いのパーソナルなスペースを区切ったカウンターテーブルの全席に電源を配置するとともに、無線LANも完備しています。店舗デザインに、高輪ゲートウェイ駅の木の温もりが感じられるデザインに馴染む素材や色合いを取り入れており、店舗へのアプローチには段差をなくすことで、駅と一体化するシームレスなつながりを意識した造りとしています。メインバーの天井部分は、折り紙をモチーフとした高輪ゲートウェイ駅・駅舎の大屋根をイメージしています。全席数は43席。営業時間は7~21時です。

 改札にあるトイレも実にきれいです。明るくて開放感があり、植物まで置いてあり、まるでカフェのトイレです。入り口の鏡には世界各国の言葉であいさつ言葉が浮かび出ていました。駅舎のデザインを引き継いだナチュラルな設えで、カフェのようなすっきりした雰囲気でした。

 イスもちょっと変わった形状です(写真下)。を忘れた人たちのための親切なレンタル傘のシェアリングサービスコーナーもありました。必要な時に駅で傘をレンタルすることで、電車内に傘を持ち込まずに済み、また使い捨てビニール傘や置き忘れ傘を削減できますね。新規設置駅は、池袋、新宿、目黒、大崎、品川、高輪ゲートウェイ、浜松町、神田、秋葉原の9駅。加えて、上野駅に増設した。山手線内では2019年より、上野、御徒町、東京に設置されており、合計12駅となります。「アイカサ」の利用料金は1日(24時間)70円です。♥♥♥

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