人のせい?

 何でもかんでも人のせいにする受験生がいます。テストの結果が悪ければ、「教え方が悪いからだ」と教師のせいにし、勉強時間が取れなければ「遊びに誘う友達のせいだ」と仲間のせいにする。 「部活のせいだ」「教科書がわかりにくい」「学校が忙しい」「忙しくて時間がない」と、やらなかった原因やできなかった理由を、他人や環境のせいにして、自分を慰めるのです。受験の結果が悪ければ、「自分で志望校を決めたわけじゃない」 「時代が悪かった」 「運が悪かった」 「得意なところが出なかった」 「体調が万全じゃなかった」 「うちの家系がダメなんだ」 というように、結果が出ないことを他人や環境のせいにします。それでは、どんどん惨めになっていくだけです。そんな生き方を続けていれば、最初はつきあいで話を聞いてくれている人も、そのうち、どんどん離れていくことでしょう。目を覚まさないといけません。

 こういった受験生の多くは、ゴールにたどり着くはるか前に折れてしまいます。自分の弱点をどうしたいのか、そのために何をすればよいのかなどを自分で決められず、他人の力をすぐに期待してしまうのです。 あるいは、たとえアドバイスを受けても、それが自分の望む以上の努力を要求したり、大変なものだったりすると、今の自分を変えずに済む楽チンなアドバイスがもらえるまで、都合の良い人に何人も何人も相談します。そうこうしているうちにどんどん時間だけが過ぎてしまい、結局、何もできずに終わってしまうことでしょう。 

▲尊敬する小宮一慶さん

 尊敬する経営コンサルタントの小宮一慶(こみやかずよし)さん(私は彼の大ファンで書かれるものは全て読むようにしています)がよく引かれる言葉に、「成功したときは窓の外を、失敗したときは鏡を見る」という言葉があります。成功を収めたときには窓の外を見て、成功をもたらした要因を見つけ出す、具体的な人物や出来事が見当たらないときには、幸運の有り難さに感謝する。結果が悪かったときには、鏡を見て、自分に責任があると考える、うまくいかないときは、自分のせいだと思うことです。鏡に自分を映して、何がいけなかったのかを素直に謙虚に反省しないといけません。上手くいったときは他人のおかげ、上手くいかないときは自己責任ととらえて反省する気持ちが大切だと、松下幸之助さんも言っておられました。「電信柱が高いのも、郵便ポストが赤いのも、全部自分のせいだと思え」とは、尊敬する経営コンサルタントの一倉 定(いちくらさだむ)さんの言葉です。とかく他人や世間を非難しがちですが、常に自分を反省することが大切です。

 高原慶一郎さん(私はこの人の本からいろいろなことを学ばせていただきました⇒コチラです) が起こした(株)ユニチャームには「原因自分論」というのがあります。何か物事がうまく運ばない時に、とりあえず条件反射的に人のせいにしてしまう人がいます。「世の中の景気が悪い」「部下がちゃんと働かない」「需要が落ち込んでいる」「上司が認めてくれない」など、自分ではなく全て他に責任を転嫁してしまう人たちです。リーダーたる者は、人を批判したり非難する前に、まず自分の問題として受け止めて、それを解決するために自分としては何を考え、何を行ったらよいのかを考えることが大切です。

 「あなたのせいだ」と相手を責めたくなったときこそ、その指先を自分に向けよう。「原因自分」の考え方が失敗を生かし、人を成長させる。(高原)

 「こうなったのはおまえのせいだ」と、相手を非難して指さした時の指の形をよ~く見てみて下さい。相手の方に向かっているのは人差し指だけで、残りの中指・薬指・小指はほとんど自分の方を指しているではないですか!残りの親指は天を指して、神様の審判を仰いでいます。他責1に対して自責が3倍大切であることを意味しています。物事がうまく進まなくて人を責めたくなるときでも、その責任は、実は概ね自分にあるものなのです。まず他人ではなく、失敗やトラブルの原因を、すべて自分の非力に求めて、その自分を基点にして解決や対処をしていこうという姿勢が「原因自分論」の核なんです。しっかりと頭に入れておきましょう。♥♥♥

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