木村裕子さん、卒業!

 私の趣味の一つに、「全国の特急列車を制覇する!」というものがあります。暇さえあれば、素敵な特急列車・観光列車に乗って全国各地を旅し、その土地で一番のお宿・ホテルに泊まる、地元の方々が勧める美味しいお店を巡る。最高の楽しみです。その体験はこのブログでも綴ってきました。若い頃は、授業・部活動と校務・進学指導や辞書の仕事に追われ、個人で楽しい旅行をした想い出がほとんどありません。退職してからは極力出かけるようにしています。ゴールデン・ウィーク」(英語でgolden weekは通用するでしょうか?―宿題)は絶好の旅行機会で、毎年計画を立てて(旅の段取りをしてくれるのは教え子の奥さんなんですけどね)遠方へ旅してきました。でも今は新型コロナウィルス感染拡大の影響で、長旅に出ることが出来ません。そこで、家にある鉄道雑誌鉄道本などを眺めたり、トラベル・ミステリーを読んだり、鉄道ドラマを観て、旅したプチ気分を味わっています。

 毎週水曜日に「大阪スポーツ」紙に連載されている、鉄旅タレント・木村裕子(きむらゆうこ)さんの「日本全国おもしろ鉄道」を楽しみに読んでいます。ちょっと人とは違った視点から、全国の面白い駅や意外な列車のエピソードを取り上げておられるのが気に入っています。この木村裕子さんの『女子鉄ひとりたび』(KKベストセラーズ)、『木村裕子の鉄道が100倍楽しくなる100鉄』(天夢人)も、アマゾンで取り寄せて面白く読みました。鉄道アイドル(今は鉄旅タレント」)として活躍してきた木村さんですが、この度、5月30日をもって、卒業することを発表されました。⇒彼女のオフィシャルホームページはコチラです   鉄道アイドルとはその名の通り、鉄道に因んだ歌を歌ったり、鉄道イベントに出演したりと、鉄道業界や鉄道ファンに寄り添った活動を展開するアイドルのことです。2005年に初めて「鉄道アイドル」を名乗ったのが木村さんと言われています。元祖「鉄道アイドル」ということですね。

 「私は名古屋出身なのですが、東京に進出したくて色んなオーディションを受けたんです。インパクトのある履歴書でないと書類が通らないと思い、趣味が鉄道であることをアピールしました。当時は「芸能界で鉄道に関する仕事ができる」と思っていなかったので、その後の展開に本人が一番驚きました(笑)。小さい子供の頃からよく近所の鉄橋の上で列車を眺めていました。足の下を通る列車を見てはしゃいでいたのを覚えています。当時、JRの車内販売員がアルバイトでできるなんて知らなくて、募集広告を見つけるとすぐに応募しました。実は、履歴書に鉄道好きをアピールしようと決めたのも、販売員をしていた時に出会ったお客様に「女の子で鉄道が好きって珍しいね」と言われたことがきっかけなんです。普通では入れないような場所へ取材に行けたり、駅弁を食べ比べたりと、仕事として鉄道の旅ができたので、とても楽しかったです。ただ、鉄道イベントなどにご来場いただいたお客様から、どれくらい鉄道のことを知ってるか試されるような質問も多く、しんどかった時期もありました…(笑)」と。

 4月17日に、木村さんの「鉄旅タレント」最後の著書『木村裕子鉄道愛のすべて』(天夢人)が発売されました。私はアマゾンで発売日当日に入手しましたが、これは彼女が旅行雑誌『旅と鉄道』に寄稿した8年分の原稿に、書き下ろしを加えたオールフルカラーの贅沢な一冊です。あふれんばかりの鉄道愛のすべてを記した、最後のメッセ―ジも掲載されていました。卒業後は心理関係のお仕事に就かれるとか。頑張ってもらいたいですね。応援しましょう。♥♥♥

 

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