可視化

 最近、教室で3年生の生徒たちの単語集を見ても文法・語法問題集を見ても、辞典を見てもまっさらで新品同様なことが気になります。英和辞典というのは、1年生の時から、引いて解説や用例を読んだらすぐにその場でマークをしておくように、と言い続けてきた人間にとって、まっさらな辞典を見るとため息が出るのです。あー、勉強の仕方が分かっていないなあ~」と感じます。こうやって辞典を汚していき、辞書を引く度に「あ、これ前に読んだぞ」と、自分の英語力の進歩を実感することができるんです。

▲「ダイソー」に売れている超細付箋

 力をつける生徒たちは、教材に自分の勉強の「爪痕」を残しています。最近では、滅茶苦茶細い付箋が100均などで売れていますから(写真上)、それを自分の覚えられない単語や、できなかった文法問題などに、付けておくと、後からの勉強に役立ちます。覚えたもの[理解したもの]から順次、この付箋を取り除いていくと、自分の勉強の進歩がはっきりと目に見えますね。ちょっとしたことですが、このように「可視化」しておくことが「勉強のコツ」なんです。生徒たちにはこういった具体的な「勉強の仕方」について、ヒントを与えることが教師の重要な役目でもあります。

 下の写真は、今から31年前に出た、研究社『ライトハウス英和辞典』に関するトンデモない本(この「宝島事件」の顛末はコチラに詳しく書きました)の、事実でないオカシナ記述の箇所に、私が一つ一つ付箋をつけていったものです(当時はこのような大きな付箋しかなかったんです)。いかにいい加減な内容の本だったかが、一目で分かるでしょう?残念ながら、そうした真実を伝えてくれたマスコミは皆無でした。♠♠♠

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