黄金の池泉牡丹

 島根県大根島は、日本一の牡丹苗の生産地です。接ぎ木牡丹苗は、現在年間70万本ほどの生産が行われています。毎年この時期は、大根島「由志園」で、名産の牡丹の花を、園内の池一面に浮かべる恒例のイベント「池泉牡丹」(ちせんぼたん)が行われています。昨年は新型コロナウィルスによる休園で中止に追い込まれたので、今年は入園者の検温やアルコール消毒を徹底して、2年ぶりの開催となります。連休中に、全国紙やテレビの全国ニュースで大々的に報道されたからでしょうね、たくさんの観光客が訪れています。私は毎年(昨年は中止)この時期に「由志園」を訪れて、この「池泉牡丹」を観賞しています。見ているだけで、心の保養になるんですね。

 池一面に広がる色とりどりの牡丹の花が見事ですね。 松江市八束町の「由志園」が毎年この時期に開いている「池泉牡丹」は、池に3万輪、周りの「牡丹苑路」に2万輪の計5万輪の牡丹を一面に並べた贅沢なイベントです。傷んだ花を頻繁に交換する必要があり、膨大な数の花を確保する必要がある「池泉牡丹」、由志園では、大根島中の牡丹農家の協力を得ているということです。また、本来は捨てられてしまうはずの花を再利用しているんです。苗として出荷する牡丹では株を太らせることが目的のため、花は摘んで捨ててしまいます。その花を活用したのが「池泉牡丹」というわけです。今年は記録的に、約2週間ほど早く牡丹が開花してしまいまして、このイベントを開催するに当たって、牡丹の保存にすごく気を遣わないといけない年だったそうです。農家から集められた牡丹の花は、冷凍コンテナで保管されていて、コンテナ1つ分の花も1日でほとんど使ってしまうといいます。そうやって苦労して開催された「池泉牡丹」でした(池の中に入って痛んだ花の取り替えをやっておられる職員さんの姿も見られます)。

 さて、この「池泉牡丹」は、5月6日から2日間は模様替えのためのメンテナンス日とされ、5月8日と9日には黄色の花を主体にした黄金の池泉牡丹として開催されました。私は8日に訪れました。松江駅から無料のシャトルバスが出ていて、それに乗ってお邪魔してみました。このバス、「子どもの日」仕様となっていて、素敵な車内でしたよ。

 通常の牡丹とは、印象が全く違いますね。数多くの観光客の方々が、そのあまりの美しさに歓声を上げておられました。館内の喫茶店「茶房 一望」に腰掛けて、コーヒーを飲みながら外を見ると、窓ガラスがまるで額縁のように感じられ、一枚の黄金の絵を鑑賞しているような気分にさせられます。ここら辺は足立美術館と同じ嗜好(⇒コチラをご覧ください)ですね。連休明けの仕事に、エネルギーと勇気をもらって帰りました。♥♥♥

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