巨人プチ情報

 私の大好きな巨人原監督は、あれだけ阪神に離されていても、「いろんなチーム状況ではあったけれども、思ったより差は開いていないな、という感じですね」と語り、虎の背中は決して届かない距離ではないと見ていました。それを何を馬鹿な、負け惜しみだ、と感じた人も多かったと思います。私は以前のブログで、「大丈夫、阪神はやがて落ちてきますから…」と予言しました。最大8ゲーム離されていた首位・阪神に、チーム今季最長の8連勝で、わずか10日間に、2.5ゲーム差まで迫ってきました。ほら、予言した通りになったでしょ(笑)。最後に優勝するのは巨人ですから。今日はそんな巨人のあまり知られていない「プチ情報」をお届けしますね。

◎なんと大城が盗塁阻止率両リーグNo.1に!

▲その要因を紐解いていくと、坂本・丸・梶谷ら主力の復帰に加え、捕手・大城が正捕手の役割をしっかりと担っていることが挙げられるでしょう。指標の一つとして、セ・リーグの捕手盗塁阻止率ランキングを見ると、26日までで大城が57試合の出場で・467とトップに立っている。2位は中日・木下拓で・389、3位はヤクルト・中村で・265。4位が阪神・梅野で・207となっています。大城がダントツの1位です。盗塁を企図される数も少なく、抑止力としての効果も投手陣に好影響を与えていることが分かります。パ・リーグでは、東京オリンピック日本代表のソフトバンク・甲斐が・405でトップ。2位は楽天・太田が・391です。大城の盗塁阻止率は、なんと両リーグを通じて1位なんです。あの甲斐キャノンを上回る成績とは驚きでしょう。昨年までの大城は、それほど肩が強いという印象はなかったんですが(むしろ走られまくっていた印象が)、今年は何よりも捕ってからの送球の正確さが見られます。

▲今季大活躍中のウィーラーは、昨年トレードで楽天から巨人に移籍してきました。今シーズンの年俸はこれまでの実績を考えると、格安とも思われるたったの5,000万円です。仮に、このままの調子を維持して、好成績をおさめれば、来季は一気に年俸アップすると考えられます。だが、これまでの移籍組と比べれば、かなり安い“投資”だったことは間違いないでしょう。お買い得な助っ人でした。ウィーラーの一番大きな売りは、実績に胡坐をかくようなプレー、態度を一切見せないという点です。楽天時代はサードと指名打者での出場でしたが、巨人移籍後は慣れないファーストとレフトも守り、守備でも全力投球のチームプレーを見せています。また、プレー以外でも、移籍直後からチームメイトとも積極的にコミュニケーションをとり、まるで何年も巨人でプレーしているかのような雰囲気を醸し出していました。テームズスモークの入団が決まっても、決して腐ることはなく、早期に来日してキャンプでもしっかり調整していたところも高く評価できるポイントでしょう。過去に在籍した実績のある外国人選手の中には、起用法などを巡って、首脳陣と対立するケースもよくありましたね(例えば、ゲレーロ)。その点、ウィーラーは、そのようなことが全くなく、ムードメーカーとしての役割を果たしています。チームの勝利を誰よりも喜び、選手の活躍に一番にベンチを飛び出して、祝福を送っている姿は、実に好感が持てます。かつてのクロマティを見ているようです。

山口 俊投手が、大リーグから電撃的に日本球界に帰ってきました。2019年にポスティングシステムでブルージェイズと2年総額645万ドル(約6億9900万円)で契約。しかし結果は2勝4敗、防御率8.06に終わりました。自由契約となり、今年はジャイアンツ傘下サクラメントとマイナー契約、3Aでは0勝3敗、防御率6.17とふるいませんでした。巨人軍OBたちは、こぞって出戻りに反対を表明しました。勝手に出て行って、また帰ってきました、では示しがつかないというのが理由でした。山口投手は帰国にあたって、「夢を追ってメジャーに挑戦しましたが、力及ばずシーズン途中での帰国となります」とコメントを発しました。メジャーで夢破れて帰国した選手はたくさんいますが、これほど潔い言葉を発して戻ってきた選手を知りません。背番号は99番。わずか3,000万円の年俸からの再出発です。結果で周りの雑音を黙らせる必要があるでしょうね。本人もそのつもりだと思いますよ。 

戸郷投手が8勝で巨人で勝ち頭です(「知恵熱」?で二軍に落とされましたが)。高橋も同じく8勝しています。戸郷高橋の4学年下ながら、2018年のドラフトの同期入団です。高橋は今年の年俸1,920万円。戸郷は2,600万円です。給料が安い二人が、ピッチャー陣で一番頑張っているんですね。コスト・パーフォーマンスに秀でていますね。

が不調で二軍に落ちていた時、なんと長嶋茂雄終身名誉監督が、わざわざ二軍に指導に訪れました。最近の打撃で猫背になっていた点を指摘し、姿勢を正すように注意したのです。「背中が丸まると軸が崩れる。そこが気になっていた。フォームが安定していなかった」と熱血指導です。左肩が投手寄りに早く出たり、内角が差し込まれたり。全ては構えから打ちに行く際の「姿勢」が招いたものと分析していたようです。「OK!OK!いいぞ~」「良くなってる、大丈夫。心配ない。」立って座って、また立って。身振り手振りの打撃指導は計1時間にもわたったそうです。そのが一軍復帰してから、絶好調で打ちまくっています。長嶋効果か?やはり長嶋さんは伝説のカリスマですね。♥♥♥

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