松原、スパイダーマン?

▲「スポーツ報知」より この後フェンスのラバーに着地

 7月11日(日)の巨人―阪神の首位攻防戦で、巨人のライト・松原聖弥選手(まつばらせいや)が、ライト・フェンスを怖れぬスーパープレーを見せました。まるで忍者のようなスーパープレーに、虎党も黙るしかありませんでした。0―0の白熱した投手戦の6回先頭の守備。西 勇輝の打った飛球は右翼ファウルゾーンへ舞い上がりました。それを追った俊足の松原がフェンス手前で踏み切り、最後はジャンピング・キャッチして、白球を見事グラブに収め、なんとフェンスの緩衝用カバーの上に座る形で着地したのです。最後は左足をフェンスのラバーに乗せるキャッチでした。すごい運動神経です。目の前でこれを目撃した黄色のユニホームを着た阪神ファンたちは、驚きの表情を浮かべるしかありませんでした。テレビ観戦していた私も、最初は信じることができませんでした。それほどすごいスーパープレイです。原監督は笑いながら、「スパイダーマン」と命名しました。

 打っては4回先頭で、この日チーム初安打となる中前安打を放ち3戦連続安打を記録。その後は、の打席の初球で今季9盗塁目となる二盗を成功。日頃から「スピードだったり、守備だったり、長所を伸ばさないと生き残れない立場なので」と話す巨人の「スパイダーマン」が走攻守で輝きました。

 この守備にMBSラジオ制作でニッポン放送でも放送された「阪神-巨人戦」で解説を務めた金村義明氏は、「ファインプレーですね。ケガを恐れないすごいプレーですよ」と絶賛し、「良いピッチング、テンポが良いと守りやすいというか、守備も軽快ですよね」と話しました。阪神をわずか1安打に押さえ、1―0で勝利しました。

 2016年のプロ野球ドラフト会議で、読売ジャイアンツから育成選手5巡目で指名され、支度金300万円、年俸240万円(金額は推定)で契約合意しました。そんな選手が三軍、二軍の下積み生活を経て、支配下を勝ち取り、力で一軍切符を手にしました。足も速く、堅実な守備、「天才的な打撃」と原監督が惚れ込む活躍をしています。私の好きな選手です。以前取り上げた増田大輝選手も同様ですが(怪我から最近復帰)、お金で入団したエリート選手・助っ人ではなく、苦労した上で出場を勝ち取った選手たちを応援したいと思います。さあ、いよいよ首位阪神の首が見えてきました。前半戦を終えるまでに、トップに立ちたいですね。♥♥♥

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