マクドナルドのM

 日本「マクドナルド」の創業者の藤田 田(ふじたでん)さんは、松江北高の古い卒業生(東京大学に進学)であることもあって、マクドナルドを日頃から応援しているんです。大先輩藤田さんの哲学・その生き方については、⇒コチラに詳しく述べましたのでご覧ください。 最近はコロナ禍で、巣ごもり需要もあり、マクドナルド社は絶好調のようで、俳優の木村拓哉さんのCMがガンガン流れていますね。最近では私は、米子・昭和町にあるマクドナルドで時間を過ごすことがあります。外観がちょっと素敵な店舗なんです。勝田ケ丘志学館に行く前に、教材作成や予習の最終点検を行っています。カフェのようにお店が広々としているので、ちょっとゆったり気分で仕事に打ち込むことができます。ただ辟易するのは、お客さんがどんなに多くても、注文カウンターに店員が一人しかいないために時間がかかり、長蛇の列となっている点です。待てども待てども順番が来ません。レジは3台用意されているので、少しはお客さんのことも考えてくれたらいいのに、と感じています。

 今日の話題は、国内に約2,900店舗を構える世界最大のファストフードチェーンマクドナルド」の例の「M」のロゴです。このM」は英語のMから来ていると信じている人が多いはずです。しかし、あのMは、実はクドナルドの頭文字ではないのです。それどころか、あの形はアルファベットのMでさえありません。実はあれは、1955年にオープンした、マクドナルドのシカゴ1号店に設置されていた建造物を表しています。その店では看板の上に大きな黄色い2本のアーチを作り、目印としました。それが「ゴールデンアーチ」と呼ばれるようになり、マクドナルドのシンボルとなったのです(写真下)。1950〜1960年代にはこのデザインを取り込んだ店舗が多くありました。ここに挙げたのが、その次の年代のロゴマーク。この絵を見る限りでは「M」という感じはあまりしませんが、現在の「M」にかなり近づいてきていますね。

マクドナルドのロゴ1962年-1968年

 マクドナルドのロゴマークはもともとは現在の「M」のような形ではありませんでした。もちろん「M」の意味もありませんでした。それが年代と共に変わってきたようです。1950年代にはお店の両端にゴールデンブリッジを付けるようになり、1962年にはそのお店の形をイメージしたデザインのロゴが作られたようです。最初は「M」ではなかったようですが、1968年頃から現在の「M」に近いデザインになっていったようです。もちろん、そこには「McDonald’sのMだからぴったりだ!」という意味合いもあったのでしょう。それを現在もロゴとして使っているのですね。初心忘れるべからず、という気持ちが込められているかどうかは分かりませんが、今も昔も変わることのない美味しさを届ける、マクドナルドにふさわしいマークなのでしょう。ということで、今回はちょっとばかりマクドナルドの歴史を感じるお話でした。それをアメリカから初めて日本に持ち込んだのが、松江北高の大先輩の藤田 田さんだったのです。残念ながら、北高の生徒たちは全く知りません。もうチョット偉大な先輩の話をして欲しいものです。♥♥♥

 

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