ダメ押し

 首位決戦の天王山巨人―阪神戦。第1・2戦ともまさかの逆転負けで、巨人は首位から陥落しました。第3戦も6対0と完全な勝ちゲームから、まさかの引き分けです。終盤は完全に阪神のペースでした。初戦は戸郷が5回までパーフェクトに押さえ、3対0とリードをしながらも、6・7回につかまり同点とされ、いつもの原監督の1人1殺のピッチャー総動員リレーが裏目に出て、大逆転をされて7対3で敗れました。策に溺れた感があります。たくさんのピッチャーをつぎこめば、調子のいい人もいれば悪い人もいる。当然確率は悪くなるのです。ところが、これがうまくいくと味をしめて夢よもう一度となる。そんな美味しい話はいつも転がってはいません。もっとピッチャーを信頼して投げさせなければいけません。こんな継投をしていたら、ピッチャーは疲弊しきってしまいます。

 続いて第2戦。抜群の安定感の高橋(過去阪神戦4戦4勝)が梅野に被弾し逆転を許しますが、岡本が起死回生の第34号ホームランを放ち再逆転。8回は中川が1死満塁のピンチを招きながらも併殺で切り抜け、さあこれで9回守護神・ビエイラで逃げ切りだと思いました。そのビエイラは、糸原に左前打を許し、大山に逆転サヨナラホームラン被弾でまさかのサヨナラ負けです。32試合無失点の外国人投手記録を打ち立て、抜群の安定感を誇っていた守護神が、一死もとれずに2試合連続で失点。高橋の11勝目をぶち壊しました。でもビエイラは責められません。長いシーズン、こういうこともあります。ただ前試合から打たれている球は、全部速球です。スライダーのコントロールが不安定になっているので、仕方なしに速い球を投げ込んだところを全部痛打されています。

 剣が峰となった第3戦。初回から怒濤の攻撃で3点リード。岡本の35号ホームランも飛び出して6対0と完全に巨人ペースです。ピッチャーのメルセデスも完封ペース。ところが、リーグ随一の堅い守りが売りの巨人に信じられないようなエラーが何度も出ます。守乱から6点差を追いつかれます。絶好調のメルセデスを5回で下ろしてしまい、主力の坂本まで下げていました。「もう勝った」と油断しましたね。原監督も、「私の用兵ミス」と反省していました。

 解説陣はまったく触れないのですが、私に言わせれば、敗因は共通しています。巨人は三試合とも、追加点を取れる絶好のチャンスが何度もありながら、凡退しているのです。ここで「ダメ押し」をしておかないから、後半にひっくり返されてしまうのです。取れる時に取っておかないから、痛い目に会うのですね。「ダメ押し」の大切さを感じながら三試合とも見ていました。「あーっ、きっとこれが尾を引くだろうな……」と予感しながら見ていた八幡でしたが、その通りになってしまいました。

 教育の世界でも「ダメ押し」が大切です。教師が一回説明したから分かっただろうと思ったら大間違い。重要なことは、何度でも繰り返し繰り返し口を酸っぱくして反復することが大切です。ダメを押すのです。生徒はテストの答案でも、書いてそのままではいけません。もう一度誤字・脱字はないかどうか内容の確認が必要です。ダメを押すことが大切なんです。東京大学合格最低点より0.15点差で合格した、京都大学合格最低点より0.5点差で合格した、岡山大学に1点差で不合格だった、という報告を聞くと、このことを実感しますね。共通テスト自己採点でも、同様のことが言えます。もう一度点検することで、「自己採点ミス」を防ぐことが出来ます。「ダメ押し」の大切さです。これを疎かにするから、結果が出ないのです。

 数年前に、松江北高の出来上がってきた「学校要覧」が、とんでもない数のひどい誤植だらけで、呆れるや情けないやらで、苦い思いをしたことがありますが、これもダメを押さなかったために起こった失敗です。担当者が繰り返し点検をし、部内でもう一度再点検していれば、こんなことは起こるはずもありません。どの世界でも「ダメ押し」が大切なんです。♠♠♠

 下は、9月上旬に行われた「第2回全統記述模試」「見直しプリント」を、たたき台を入力してから、何度も何度も推敲・訂正を重ねているところです。今日生徒たちに配布します。♥♥♥

▲「見直しプリント」のたたき台

▲修正・訂正を加え検討

▲「ドトール」で最終点検だ

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