岡本和真の打点と寄付

 このところ絶不調の巨人軍です。そんな中、セリーグのホームラン王、打点王の巨人軍四番打者・岡本和真(おかもとかずま)。頼りになる四番です。2014年のドラフト一位で巨人単独指名します。当時の各球団のスカウト陣から聞かれた声は、「岡本は一塁しかできないでしょ。だったら外国人を連れてくればいいだけの話。一塁しか守れないと現場には推しにくいよね」ということで、巨人の単独指名となります。「打球の速さ、飛距離は高校生離れしている。打球の角度がいい。アマではトップクラス。大物のホームランバッターになるのは間違いない。」「岡本のパワーは、まさに高校生離れしている。本塁打の角度がいい。将来的には三塁手として鍛えたい選手ですね。」「剛の中に柔のある金の卵」「将来のクリーンアップ候補として期待している。」「無駄な動きがない。トップクラスの選手」と、当時の巨人の関係者たちが激賞していた選手です。しかし、入団から3年間は、ファームが主戦場で鍛えられました。球団の育成能力が試される中、2軍ではスケールの大きな長距離砲として起用し続けた結果、4年目に、当時の高橋由伸監督が1軍の四番に抜擢して、才能を開花させました。その後の活躍はご存じの通りです。4年連続30本以上のホームランを打ち、2年連続100打点以上を記録しています。

 岡本和真選手は今季から、公益社団法人日本動物福祉協会を通じて、恵まれない環境で生活する動物たちを「救う・つくらない」活動を支援する「岡本和真HAPPY ANIMALプロジェクト」をスタートしました。岡本選手は、「公式戦で記録した打点数×1万円」日本動物福祉協会に寄付します。寄付金は、飼育放棄や虐待などの被害を受けた「不幸な動物を救う活動」や、望まれずに生まれてくる犬や猫などを減らすために不妊・去勢手術への助成を行う「不幸な動物をつくらない活動」に充てられます。

《岡本選手のコメント》————
「小さな頃から犬を飼っていて今も3頭の犬を飼っています。以前、テレビで保護犬についての番組を見て、僕たちの知らないところで恵まれない環境で生活している犬が多くいることを知りました。何かできることがないかと調べている中で、犬だけではなくいろんな動物が同じような状況にあることがわかりました。少しでも力になればと思い動物福祉活動を支援することにしました。この活動が広く知れ渡ることで、多くの動物たちに幸せになってほしいと思います。そのために、1点でも多く打点を挙げて、チームの勝利と日本一にも貢献していきたいと思っています。応援してください」

 巨人の原監督、菅野智之、坂本勇人、丸佳浩、 岡本和真が、医療従事者に1,000万円寄付したことも報道されました。一流スポーツ選手たちがこうやって社会貢献をしていることを、もっと報道してあげないといけません。巨人時代に内海哲也投手(現西武)が、「ランドセル基金」を行っていたことは有名です。児童養護施設の子供たちにランドセルを贈る活動で、それを引き継いだ今村信貴投手(現在は二軍調整中)は、昨季の公式戦登板数と同じ17個を出身地である大阪府の施設に寄贈しています。「内海さんの姿を見てきて、いつか僕もこういう活動がしたいと思っていた。自分も、より多くのランドセルをプレゼントしたい」「児童養護施設のみんなに、一つでも多くプレゼント出来るように頑張りたいです」と改めて活躍を誓いました。♥♥♥

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