コナン・トレイン

 JR西日本では、山陰本線の鳥取―米子間を1日3~4往復して活躍する、人気のラッピング「名探偵コナン列車」のピンク色車両のデザインをリニューアルしました。人気漫画「名探偵コナン」の登場人物を描いた、列車のデザインがリニューアルされて、9月9日に現在のデザインでの最後の運行が行われました。車体にはコナンをはじめとした同マンガの主要キャラクターのイラストがここかしこに描かれています。

▲運行を終了したコナン列車ピンクバージョン

 「名探偵コナン列車」は、作者の青山剛昌(あおやまごうしょう)さんが、鳥取県北栄町出身であることから、「まんが王国とっとり」の建国をPRする県の企画事業として、2012年度から始まり、JR山陰本線を中心に、2種類のデザインの列車が運行されてきました。コナンや怪盗キッドのイラストをあしらった「ピンク車両」(2015年度~)、工藤新一や毛利蘭などが描かれた「青赤車両」(2019年度~)の2本が運行されてきましたが、このうちの、2015年度から運行されてきたピンク車両のデザインが、リニューアルされたのです。この列車には、青いブレザーに赤い蝶ネクタイをつけた主人公のコナンや怪盗キッドなど、漫画の登場人物が大きく描かれていました。米子駅では、スマートフォンで最後の車両を写真におさめてから乗り込む人の姿も見られました。JR西日本米子支社では、「現在の車両は、コナンのファンや子どもたちの人気を集めてきました。新しいデザインの車両も楽しみにしてほしい」と話しています

 「ピンク車両」は、2021年9月9日をもって運行を終了し、デザインリニューアルを行い「探偵列車」として生まれ変わりました(「青赤車両」は引き続き運行)。2021年9月18日には、鳥取駅で出発式が行われて、このコナン列車の新デザイン車両「探偵列車」が運行を開始しました(写真下)。

 新デザイン(4代目)「探偵列車」のテーマは、車両ごとに分かれています。米子側を「招集された探偵たち」(作品に登場する探偵たちが勢揃い)の図柄に、鳥取側を「少年探偵団」(コナンの同級生で構成された少年探偵団が元気いっぱいに登場)とし、各車両のテーマにあわせた15種類のキャラクターが描かれています。車体色は、米子側がシックで落ち着いた茶色、鳥取側が明るいオレンジ色となっています。また内装(トイレ入口)に、コナンと探偵風衣装の工藤新一のイラストを配し、お手洗い入り口のピクトグラム(絵文字)を、工藤新一と毛利蘭を模したイラストにしています。約1,200万円の今回のリニューアル費用は、鳥取県が負担しました。毎日の「コナン列車」の運行情報(時刻表)は、鳥取県のホームページに出ていますよ。⇒コチラです♥♥♥

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