「ドンシュー」

◎週末はグルメ情報!!今週は中華

 県内外から多くのファンが訪れる、四川料理の銘店が、雲南市三刀屋町三刀屋にある「ドンシュー」です。ここ「ドンシュー」さんのオーナーシェフ細木達也さん(55歳)は、中華の鉄人で有名な四川飯店の陳 健一さんの元で修業されていたそうです。どおりで美味しくて本格的な四川料理が食べられる人気の高いお店で、行列のできることで有名です。その本店が10月4日から年末まで、店舗改修のために休業します。行列のできる人気店では、ファンを落胆させたくないと、休業期間中は松江市のラーメン店で間借りして、人気メニューを提供することになりました。松江市東津田町にあるラーメン店「中華蕎麦 奨 津田本店」です。料理人が松江に出向き、自慢の味を振る舞っています。「ドンシュー」の味を、期間限定ながら松江で楽しむことができるんです。「違う地でさせていただくので、また気持ちを一新して力強く作りたいと思います」

 味はもちろん、食材にもこだわりあり!島根産の米・雲南産の野菜や卵・奥出雲和牛などなど、新鮮で安全な地元産食材を使用しています。1品1品丁寧に調理されるメニューは、一度食べたら忘れられない味。深い旨みと、ほどよいアクセントのピリ辛風味。味わいたっぷり・本格四川料理の隠れ家です。単品メニューの中でお勧めは、「四川ラーメン」「四川炒飯」「麻婆豆腐」です!!「四川ラーメン」は醤油ベースのピリっと辛いスープがとても食欲をそそります。「四川炒飯」も程よい辛さが癖になりパクパクと食べられます。「麻婆豆腐」は食べたら病みつきになりますよ。辛さが物足りない方には一番人気の「酸辣(サンラー)ラーメン」がおすすめとのこと。雑味のないラー油で作る辛みと旨味が両立した、熱々のスープで酢の酸味と辛さがなんとも言えない!!ドカンとラー油で真っ赤か。先ずはスープをずずず・・・熱い!辛い!酸いい~~~。酸いさが勝ってますね~・・・ちょいと苦しいか(笑)辛さもかなりの辛さです。麺は細目の縮れずずずっとすすれますが如何せん「酸い辛い(笑)」でもたぶん、この酸い辛さにみんなはまるんでしょうね。辛い物好きにはたまらない一品です。さすがの私も余りの辛さに1/3残してしまいました。家庭でも楽しめるように、レジのところには、お土産用も販売されていました。当初は麺類を中心に麻婆豆腐などが提供されていましたが、炒め物も途中から対応が始まりました。ロボットが席まで料理を運んできてくれます。注文は全てテーブル上のタブレットで行います。機械の苦手な高齢者の方にはちょっと不親切かもしれませんね。

▲めちゃ辛~い「酸辣拉麺」

▲おうちで「ドンシュー」の味を食べられる!

 本来ライバル同士のお店が、なぜタッグを組むのか不思議に思いますよね。「奨」の店長さんは「飲食業界、大変な時期だと思うんですけど、みんなで一緒に盛り上げていければいいということもありましてこういう形に」と語りました。「ドンシュー」改装工事の間に松江でファンを広げて、「奨」の方は、「ドンシュー」のメニューの提供がきっかけになって売り上げが上がればと、コロナ禍に苦しむ飲食業界の新たな挑戦ということです。実際、その目論見は成功しているようで、私が米子帰りに夕方2回目の訪問をしたところ、「お客さんが多く来ていただき、現在お昼のみの営業とさせていただいています」との貼り紙が。こうして2回目は空振り。3回目は開店と同時に行こうと思い、出かけたところ長蛇の列が。開店の11時になっても開く気配すらありません。雨が激しくなってきます。実は、水曜日は定休日だったのでした(どこかに貼り紙でもしておいて欲しかった)!3回目も空振り。もうこうなったら意地でもリベンジと、木曜日に北高の4限の授業が終わってから出かけてきました。午後2時前でしたが、まだお店は満席です。「炒飯」(普通の「炒飯」「海老炒飯」「四川炒飯」の三種類がある)と「麻婆豆腐」をいただきます。前回はあまりに辛かったので、今回は控え目に注文しました。パラパラの「炒飯」は実にあっさりしていていくらでも食べられます。私は「麻婆豆腐」にはちょっとうるさいんですが、ピリッと辛くて、汗が出て、ご飯が進む美味しさです。これならいくらでも食べられそう。三刀屋の地で行列のできるお店だけあって、美味しくいただきました。テイクアウトもやっておられるそうですよ。♥♥♥

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