甘栗

◎週末はグルメ情報!!今週は甘栗

 秋のこの時期になると栗が美味しいですね。ケーキ党の私は何と言っても「モンブラン」です。もうこの時期の最高の食べ物です。下の写真は大好きなケーキ屋さん「Ciistand」(松江駅南口)「モンブランケーキ」です。

 さて今日は、最近美味しくいただいている「甘栗」をご紹介したいと思います。中国産の天津(てんしん)グリを、甘味材料を加えた小砂利とともに炒った、焼き栗の一種です。「天津甘栗」とも言いますね。平鍋に、丸みのある小砂利を入れて加熱し、この中で天津グリを攪拌加熱しながら炒り上げる。砂糖の糖蜜を加えて、香りづけと皮のつや出しを行います。明治時代、中国人が東京で売り出したのが始まりといわれています。日本産の栗と異なり、炒り上げたものは、爪(つめ)で皮に傷つけて割ると、外皮と渋皮が果肉からきれいにはがれます。

 栄養価もずいぶん高いようですよ。甘栗は、サツマイモの約2倍、ゴボウの約1.5倍の食物繊維が含まれています。100gあたり不溶性食物繊維が7.5gと多く、便のかさを増して腸内を刺激するので便秘解消効果も期待できます。また、食物繊維は、ビフィズス菌などの善玉腸内細菌の餌になるので、善玉菌が増えて腸内環境を整えてくれるため、ダイエット効果が期待できます。葉酸も多く含まれており、含有量は100gあたり440μgで、成人の一日摂取目安量の2倍近く含まれています。葉酸はビタミンB群の一つでDNAやRNAを構成する核酸の合成に不可欠であり、赤血球の形成過程にも必要な栄養素です。また、胎児の育成にかかわる重要な栄養素でもあり、厚生労働省は妊婦女性に一日480μgの葉酸摂取を推奨しています。カリウムは人体に必要なミネラルの一種で、ナトリウムと相互に作用しながら細胞の浸透圧や水分を保持する働きがあります。ナトリウムをバランスよく排出することにより、むくみ解消や高血圧予防、動脈硬化予防の効果が期待できます。甘栗はカリウムの量が100gあたり560㎎と多く、日本の栗の1.5倍にもなるので、カリウム摂取により向いています。このように栄養価の高い甘栗ですが、下記のようなデメリットもあるので、注意が必要です。

①逆に下痢・便秘を起こす

食物繊維には整腸作用がありますが、摂り過ぎると下痢をしたり、腸内で水分を吸いすぎて便秘になる可能性があります。適量ならば便秘解消に役立つ成分なので、甘栗の食べ過ぎには注意しましょう。

②カロリー・糖質が高いため肥満の原因となる

甘栗100gの糖質量は、おにぎり1個分に相当します。おやつ感覚でいくつも食べてしまうと必要以上の糖質やカロリー摂取により、肥満の原因となります。甘栗10粒で約110kcal糖質20gなので、ダイエット中は、数を決めてから食べるといいでしょう。

③脂質の栄養過多でニキビができる

甘栗は脂質を含むので、食べ過ぎると皮脂腺が刺激され皮脂の分泌が盛んになり、ニキビができやすくなります。甘栗には肌にいい栄養素も多く含まれてますが、食べ過ぎには注意が必要です。

 最近私が買っているのは、「オーガニック栽培 無添加むき甘栗」という「ラパン」に売れている甘栗です。中には個別包装の4袋が入っていて、食べやすいのも気に入っています。美味しいですよ。♥♥♥

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