あなたはどっち?

 全国の受験生にとって「共通テスト」英語(リーデイング)で最も多い悩みは、「80分で最後まで解き終わらない」ということです。センター試験以上に、時間制限に一段と拍車がかかったのが「共通テスト」です。「時間さえあれば。高得点を取れるのに…」とか「ギリギリで終わるけれど、見直しの時間がなくて不安」といった声をよく聞きます。最後まで行かない人には、実は2つのタイプがあって、そのどちらかによって対策も変わってくるんです。まず1つめのタイプは、「時間を延ばしても点数が取れない人たち」です。もう1つは、「80分ではきついけれど、もうちょっと時間さえあれば高得点を取れる人たち」です。自分がどちらに属するのかによって対策も変わってきます。最初ののタイプの人は2年生の今から始める必要があります。

 「時間をかければ高得点が取れる」というのタイプの人は、時間配分を意識した演習をこなしていきます。まずは、<試験時間+10分>⇒<試験時間+5分>⇒<試験時間ジャスト>⇒<試験時間-5分>で、徐々に「見直し時間」まで確保するという目標をクリアしていきます。そのためには、無駄のない解答手順に慣れる必要があります。本文を読み始める前に、冒頭の「場面設定」(=状況を説明する前置き的な英文)を必ず頭に入れ、「設問」を先読みして何が問われているのかを意識した上で本文を読み、該当箇所が出てきたらマークをしておく。資料問題では、グラフ・図表に目を通し、本文の主題や問われているポイントを把握してから、本文を読みます。選択肢の正誤の判定では、本文の該当箇所と取らし合わせ、解答の根拠を明確にすることです(=「原文典拠の法則」)。その際に、練習では、誤りの選択肢(=ダミー)も「なぜこの選択肢は間違いなのか?」というキズを人に説明できるレベルにまで高めておくのが効果的です。丁寧な解答のプロセスを確立しましょう。

 二年間「共通テスト」の指導をしてきて、生徒たちの最も大きな悩みは「最後までいかない」という時間不足なんです。の人たちは、当然高得点は取れません。その原因の大きなものは四つあります。一つは「語彙力不足」です。英文を読む際に、知らない単語が出てきたら目線がそこで止まってしまいます。知らない単語の度に止まっていたら、どうしても読むスピードは落ちてしまいますね。二番目は「文法力不足」です。単語と同様に基本的な文法事項が分かっていないと、英文を読む際に時間が多くかかってしまいます。十分な知識がないと,英文を正確に理解することができないのです。三番目が「形式への慣れ不足」です。複数の情報を統合して答える問題など今までになかったタイプの問題が多いですから、これに慣れておく必要があるのです。四番目は「時間配分の意識の希薄さ」です。センター試験の時よりも長文2題分は分量が増えているのですから、スピード感を持って読まないと最後までは終わりません。それには各大問をおよそ何分くらいで処理すればよいかを大雑把に頭に入れておく必要があると思います。全体のペース配分が重要なんです。

 センター試験時代は、「大問を解く順番を変えれば何とかなる」などという小手先のテクニックがアドバイスされたこともありました。「共通テスト」ではそんな姑息なやり方は通用しません。今述べた四つのポイントを克服しない限り、最後まで行くことはないでしょう。

 語彙力、文法力、形式への慣れ、時間配分、この四つです。♥♥♥

◎さてここでクイズです!

【新春宿題クイズ】 私は鉄道好きで、全国の特急列車を制覇するという野望を持ってせっせと乗っていますが、ここでクイズです。JRの路線が市内の中心部を走っているにもかかわらず、特急列車が停車しない県庁所在地が全国に1カ所だけあります。さてそれはどこでしょう??正解は明日のブログで。♠♠♠

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