合格発表

 国公立大学・前期合格発表が終わりました。合格した生徒のみなさんは、おめでとうございました。今年の「共通テスト」のような荒れた入試では、二次試験の出来が勝敗を分けたと言ってもよいでしょう。私は1月25日付のブログで次のように書いています。

 今年のような荒れた入試のときには、なおさら判定の意味はありません。団子状態になっている集団で、Aだ、Dだと言ってみても何の意味もないでしょう。A判定でも落ちますし、C、D判定でも合格を勝ち取る生徒が出てくるでしょう。さらには大きく難化した「共通テスト」の結果を受けて大幅に志望校が動きますから、そこをしっかりと見極めておかねばなりません。実際、河合塾の調査によれば、志望校変更が相次いでいる実態が報告されています。「安全策を取って志望変更した先の大学や学部に、新たに志願者が集中し、倍率が上がって結果的に危険策となってしまった」現象が、大きく平均点を落とした平成25年の大学入試センターでも見られました。「歴史は繰り返す」のです。

 業者のリサーチ結果票をそのまま鵜呑みにして生徒に返却したり、二次出願を前にパソコンの判定システムを見せながら「A判定だから頑張れ!」「B判定だから何とかいけるだろう」「C、Dではチョットきついな」といった生徒面接を見ていると、進路指導に長年関わった人間としては、非常に違和感を感じました。あの「判定システム」のAだBだは、自己採点時の志望校を基にした分布での数字であって、あれから大きく受験生の志望は間違いなく動いてきました。A判定でも落ちますし、C、Dでも合格を勝ち取る生徒がたくさん出てくると予想していました。ジタバタせずに、このことを心にしっかり刻んで、二次試験に向けて、過去問を10年分解いていくように、と松江北高補習科&勝田ケ丘志学館の生徒達には話していました。そのことは「ジタバタするな!」と題して、「あむーる」第5号(2022年1月)にも詳しく書いて生徒に配布しました。さらに、中国地方では、広島大学を受験する生徒は要注意だと警告していました。昨年、広島大学は非常に簡単でした。逆に岡山大学が難化しました。これは、英語のリーディングとリスニングの配点比が1:1の広島大学から、4:1の岡山大学へという受験生の流れが影響したものと推測しています。広島大学は隔年現象のある大学ですから、今年は余計に難しくなるものと予想していたんです。

・「あむーる」第5号 2022年1月24日 (編)八幡成人 ⇒コチラで読むことができます

 私の予想通りになりました。A,B判定でもやられてしまった生徒、逆にC,D判定でも逆転合格をした生徒、とんでもない低い点で合格を果たした生徒、が例年以上に見られました。そして広島大学は散々たる結果となりました。まだ私の進路指導の経験はサビついてはいないようです。幸い、松江北高補習科は国公立大学・前期を受験した生徒は全員合格しました(東京大・大阪大・神戸大等)。補習科始まって以来の快挙だそうです。♥♥♥

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