「朗働」

 今年の英語指導も全部終わり、のんびりと(とは言っても辞典の仕事は追い込まれているんですが)過ごしています。朝学校へ行かなくてもいいというのは、気分的に実にホッとするものです。今年使った一年間の教材の整理や、来年度への教材資料準備、部屋の片付けなどをボチボチと始めています。さて、2月26日の「オンライン講演会」で、私は「牢働」「労働」「朗働」(ロウドウ)の話をしました。

▲2月26日「オンライン講演会」のスライドより

 仕事には、「牢働」「労働」「朗働」(ロウドウ)の三つがあるといいます(労働三態)。「牢働」とは、牢獄の中で手足を鎖でつながれ、ムチで容赦なく叩かれながら嫌々酷使されることです。3K的な苦役で、働く喜びよりも苦しみの方が強い仕事です。辛くて苦しいばかりの毎日です。これに対して「労働」は、苦役と言うほどではないけれども、やっていて楽しいとか、ワクワクするわけでもありません。肉体的にはきつくても、精神的にはほどほどにやり甲斐のある仕事です。普通の「労働」ですね。この二つの他に、「朗働」という働き方があります。仕事に面白さや遊びを実感して、朗らかな気持ちで毎日仕事に励んでいるのです。そこには「ワクワク感」が存在していますね。「労働」「楽しさ」「満足感」が加わったものです。さて、みなさんの仕事はどれに相当しますか?地獄のような「牢働」ですか。それとも毎日が楽しくて楽しくてしょうがない「朗働」ですか?何の変哲もない淡々とした「労働」でしょうか?

 そもそも、人はどんなときに仕事が楽しいと喜びを感じるのでしょうか?それは、仕事を通じて自分を磨き、高められるという期待・実感が抱けるとき。会社が成長し、それに呼応して自分の給料も上がっていく。自分のやったことで、周りの人も喜んでくれ、知名度も上がり、家族も喜びを感じる。人生の目標が自分自身にはっきりと見え、仕事を通じて、誇りや、感謝の気持ちが芽生えた時。こうした物心両面の「得」があって初めて、その社員にとって毎日の仕事が「朗働」となります。リーダーは、社員にこうした「朗働」の場と機会を提供することこそが、仕事となります。では、「牢働」「労働」を「朗働」に変えるためには何が必要でしょうか?次のような条件が満たされないと、うまくいかないでしょうね。

①職場を好きになる。 ②上司や同僚や部下に好意を持つ ③仕事の価値を認める ④仕事に改善と変化を求める ⑤人から感謝される ⑥何よりも自分が健康である

 教員にしてみれば、一生懸命に教えているのですが、生徒から感謝されることなどまったく期待してはいません。それが強い興味と関心を示してくれ、「もっとお話をお聞きしたい」などと言われれば、これほど教師冥利に尽きることはありません。そこから、人生をより豊かにする「よい人間関係」が生まれます。今年も指導した生徒たちから、こんな言葉をいただきました。ありがたいことです。私にとって英語教師の仕事は間違いなく「朗働」ですね。♥♥♥

▲一年間、英語をご指導いただきありがとうございました。八幡先生の授業では、私が完璧に予習できたと思っていても、知らないことをたくさん教えていただけて、本当に楽しかったです!

▲昨年一年間は志学館でのご指導ご鞭撻の程本当にありがとうございました。浪人の一年間八幡先生のご指導のおかげで、英語力だけではなくこれからの人生を通して自分の力となってくれる精神力が身につきました。本当にありがとうございました。共通テスト、二次試験ともに八幡先生の「英語は絶対裏切らない」という言葉を身に染みて痛感しました。大学に入学しても先生の授業で学んだことを忘れず精進して行きます。本当に一年間ありがとうございました。

▲まず、この一年英語を教えてくださり、そして添削指導をしてくださり、ありがとうございました。進路や人生の話、これまで知らなかった英語の知識が詰まった先生の授業は、冗談抜きで1秒も聞き漏らしたくないくらい面白くて刺激的でした。

授業で取り組んだ問題集をめくると、どのページも書き込みで真っ黒で、「ああ…私の補習科の一年の勉強の跡はここにあるんだなあ」と感じます。

二次試験1ヶ月前に先生のところに添削ノートを持って行った時、先生のハードな生活を聞き、過去問を10年分やる決意が固まりました。このように私のずっと前にいる先生の姿を見て、自分も近づきたい、まだまだ出来る、と鼓舞した一年でした。

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