「御座候」が好き!

◎週末はグルメ情報!!今週は大判焼き

 「御座候」(ござそうろう)「大判焼き」が大好きなんです。こだわりが生む、風味豊かな味わい。「御座候」の命とも言える中身のアンには、創業当時からの信念と、独自のこだわりが生きています。 自然の恵みである小豆の風味を多くの人に味わっていただきたい、 できたてであつあつの美味しさをいつまでも大切にしたい、という熱い気持ちが込められています。おやつに土産、来客のもてなしにと、年間約5千万個を売り上げます。「お買い上げ賜りありがたく御座候」と感謝を忘れず、北海道・十勝産の小豆を本社工場であんこにして全国の店舗に直送、お客さんの目の前で手焼きして販売します。1個 95円(税込)と、信じられない安さです。今年で創業72周年を迎えた会社です。「御座候」の意味は、職人一人ひとりの「私が焼いた回転焼きでございます! 」の気持ち。 それがそのまま「御座候」という屋号になっているんだとか。 地元では当初「御座候の回転焼き」として親しまれていましたが、いつしか回転焼きの部分が呼ばれなくなっていき、単に「御座候」と呼ばれるようになったそうです。 「御座候」は回転焼き? 地元関西では「御座候」という呼び方が一般的になっていますが、ものは回転焼や大判焼きと同じ。 もちもちとした厚めの生地に、たっぷりのあんこが詰まっています。このあんこが美味しいんですね。

 中身のあんの原材料には、風味が豊かで、美しく、舌触りの良い北海道産の小豆・てぼう豆を使用しています。独自の選別基準で厳選された、てぼう豆の風味を最大限に生かすあん作りを行っています。産地から届いたあずきの仕上げの選別を行い洗浄、製アンクリーンルームへ。多い時で1日にだいたい8~9トンのアンが製造されます。素材の風味をできるだけ生かすために、お店には基本的に翌日(一番遠い北海道でも空輸で翌日!!)には到着します。以前の工場では、120kgのあずきを一釜で煮ていたのを、新しい工場では半分の60kgにしました。「たくさん煮るのは早くて効率的だけど量が多いと粒や仕上がり具合などにムラがでてくる場合がどうしても発生する。だから半分にした。北海道の良い豆なので、その素材の良さを最大限引き出したい」のだそうです。時間や量よりも品質重視!子どもから大人までに愛される、美味しくてやさしい本物の味を多くのお客さまに届けたいという、創業時からの信念と独自のこだわりが生きています。頭が下がりますね。

回転焼イメージ1
 手焼きにこだわり続けた72年。「喜ばれる品を気持ちよく廉く」をモットーにして仕事をしておられます。焼き時間は約5分。実はこの焼き担当の方は全国の店舗で社員の方が担当。一人前になるには1年から数年かかるのだそうです。ポイントは、高い温度でパリッと焼くこと。火が弱いと皮(生地の部分)が硬くなってしまい、分厚くなるのでおいしくなくなってしまいます。熟練していない人は、粉を流したり、アンを入れる手さばきが遅いので、生地が渇かないように弱火になる。先ほど書いたように強火でできないので、おいしくなくなるという理屈です。アン有り生地と受け側生地を合わせるのは素手!まだ慣れていない人は、手にアンの入った生地を乗せると火傷したり、熱くて手を引っ込めてしまいます。「上達するにつれて、御座候の皮は薄くなるけど、指の皮は分厚く硬くなる」のだそうです。社内では、「焼成技能コンテスト」を開催しておられ、アンを入れる手さばきやスピード感ある正確な動作、道具の扱い方等で最も優れた職人さんが選ばれます。新たに実技技能を磨く場として、2020年4月に「実技技能研究所」も設立されたそうですよ。70周年記念大会として、お客さんに参加してもらって「あなたの一番」を選ぶ企画が進められました。積み重ねて72年、日本の手仕事の高みを目指す「大判焼き」のご紹介でした。「白あん」「赤あん」の二種類がありますが、私はいつも「赤あん」を買って帰ります。全国各地のデパ地下に出店していて(いつもは岡山・高島屋の地下で買います)、今回私は、新宿・高島屋神戸・阪急のお店で買い求めました。松江ではもう美味しい大判焼きを食べることができませんから。

 「美味しくて、廉い」が、「御座候」の商品作りの理念です。華美な包装や宣伝をせず、原材料と製法には妥協しないことで、値打ちを感じてもらえる商品を目指しています。私の大好物です。♥♥♥

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