松江の桜

 松江市・石橋町「千手院」(せんじゅいん)で、しだれ桜が見頃を迎えています。このしだれ桜は、樹齢約350年とされ、高さ約10メートル。松江市の天然記念物に指定されている。今年は気温が低い日が続き、満開が例年よりも10日程度遅かったといいます。住職の大北 勝圓しょうえん さん(53歳)「マナーを守って観賞し、桜に和んでほしい」と話しておられました。

 参道の両側は、桜とつつじそして紫陽花などが植えられており、教百年のもみじの巨木と、境内にあるこの地方第一の「しだれ桜」が枝を広げて迎えてくれています。しだれ桜は、山ザクラやソメイヨシノと違い、満開になると、柳の木か藤の花のように、サクラのすだれとなり風になびきます。枝張りは、四方約18メートルに広がっています。 2つのしだれ桜は、開花時期がずれていて、3月下旬から4月上旬まで花見が楽しめます。花の色はソメイヨシノよりも赤く、満開時、紅色の花が空を覆わんばかりに見事に咲き誇る姿は圧巻といえます。 境内からは、松江城松江城下町を一望でき絶景ですよ。また夜はライトアップも行われ、幻想的な姿を浮かび上がらせます。

 続いて、松江城にお花見に出かけてみました。お城も満開を迎えていました。「松江城山公園」は、島根県・松江市にある松江城跡を整備した歴史公園です。松江城は、織田信長・豊臣秀吉・徳川家康の三代に仕えた堀尾吉晴・忠氏の親子によって築城されましたが、明治時代の廃城令により、天守を除く建物は全て撤去されてしまいました。その際、天守も売却されることになったのですが、元藩士など地元有志の働きかけで買い戻され保存が行われたことにより、現存天守として今もなお当時の天守を見ることができる数少ないお城となっています。平成27年7月に国宝指定されました。そんな松江城を望める「松江城山公園」は、「さくらの名所100選」に選ばれており、島根県随一の桜の名所となっています。園内には、ソメイヨシノ、ヤエザクラ、シダレザクラど約200本の桜があります。開花期間中はボンボリの点灯や、桜のライトアップが実施され、夜桜を楽しみに毎年多くの人が訪れます。♥♥♥


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