やっぱり「おいしいラーメン」だ!

◎週末はグルメ情報!!今週は白菜ラーメン

 大阪に出ると必ず立ち寄るお店が、「道頓堀神座(どうとんぼりかむくら)」で、そこで私はいつも「おいしいラーメン」「どうとんぼりギョーザ」をいただきます。お店の前には行列ができていることも多いんですが、並んででも食べたい絶品ラーメンなんです。5,6年前だったでしょうか、大阪に講演に行った際に、地元の先生に教えてもらって以来、はまっています。各所に支店があるんですが、私がよく利用するのは、新大阪駅駅マルシェに入っているお店と、大阪駅LUCUAに入っているお店です。道頓堀に1号店を開店した当初は(1986年7月19日)、わずか4坪9席のお店だったそうで、そんな小さなお店から始めたものの、「神座」「おいしいラーメン」は口コミでどんどん広がり、今や大阪を代表するラーメン店(ランキングで1位となったことも)となっています。「神座」の名前の由来は、偉い人が座る「上座」からきているそうです。今日も新大阪駅で、山陽新幹線「さくら」の待ち時間に入店しました。

 ホテルのフレンチ・シェフであった創業者が「今までにない味のスープを」と完成させたのが、「おいしいラーメン」のスープです。その秘伝のスープは誰にも真似できないらしく、作り方も極秘だそうです。スープの素は南京錠のかけられた場所で管理されているとか。材料やレシピは代表取締役や幹部社員など一部の人にしか分からないそうです。スープは工場で作り(レシピは極秘なので、中身の全てが分からないように数カ所の工場で部分的に作っているというこだわりです)、店舗で仕上げます。「おいしいラーメン」の秘伝のスープをどのお店でも忠実に再現できるように、スープ・ソムリエだけが調理できるのです。創業者がホテル出身のシェフだからか、調理スタッフのみなさんが白いコック帽をかぶっておられるのが、およそラーメン屋さんらしからぬ個性ですね。

▲スタッフのみなさんはコック帽を

 「おいしいラーメン」には、白菜がこれでもかというくらいにたっぷり入っているのが特徴なんですが、白菜の産地、ネギの産地、豚肉の産地などがしっかりとホームページに記載されています。⇒ホームページはコチラ  生産者の顔が見えるというのは大切なことですね。

《神座ラーメンの特徴》★★★

1回目の味は今までに味わった事のない味なのでおいしさがわからないかも。訳のわからない味。

2回目の味は1回目と味付けが変わったと思わせ、深みやおいしさがわかる。やみつきに。

3回目の味は神座本来の味が分かって頂ける。ラーメン中毒。

 ほぼ無色で透き通ったあっさりしたスープに、炒めた白菜の甘みが凝縮されています。コクがあって優しくちょっと洋風なシンプルな味わいです。思わず何度もスープを口に運んでしまいます。麺は黄色いストレートな中細の玉子麺です。麺のつるつるとした感じがスープに馴染んでラーメンの美味しさを堪能することができます。チャーシューも柔らかく、口に入れるとほどけてしまいます。でもなんと言っても、この「おいしいラーメン」の嬉しいところは、くたくたになるまで煮込まれている白菜でしょう。ラーメンと言うよりもお鍋をいただいている錯覚に陥ります。これでもかというぐらいに白菜が入っています。これが堪らないんです。テーブル上には、トッピング用に辛味噌やラー油、ニラが置いてあります。まずはスタンダードなラーメンを味わってから、自分好みの味を試してみるのがよいでしょう。ギョーザも堪らなく美味しく癖になりますよ。

 いつもここに来ると一緒に頼んでしまうのが、「どうとんぼりギョーザ」です。白菜の甘みがたっぷりと感じられる、とろけるような口どけのヘルシーなギョーザです。皮はもちもちとしていて、中はとってもジューシーなんです。ジワーッとギョーザの美味しさが口中に広がります。こんな美味しいギョーザは、ここでしか食べられません。5個ペロッとたいらげてしまいます。カウンターの上に置いてある無料の「ニラ」がとっても美味しくて、大量にご飯の上に乗せると、辛味と風味がプラスされご飯が進みます。

 店内に大きく貼ってあるポスターですが、この子供たちの気持ちがよ~くわかるお店です。名店と言われるのも納得でした。新大阪・大阪に行かれた方はぜひ立ち寄られるといいと思います。昨年2月にリベンジしたばかりだったんですが、3月にも京都の帰りに途中下車して再びお邪魔してしまった八幡でした。そして今回1年ぶりに再び。それぐらいに大好きなんです。いずれの時も超満員でした(仕切りも何もない)。今から思い起こしてみるに、あれでは大阪のコロナ感染が爆発したのもうなずけますね。♥♥♥

【追記】 二年前に、新幹線の時間待ちに東京駅八重洲口を歩いていたら、何と「神座」の新しいお店があるではありませんか!!ビックリでした!!店員さんに聞いてみると、一昨年11月28日にオープンしたばかりの新しいお店「八重洲北口店」でした。もちろん味もあの味でしたよ。大阪と違って、カウンターは一人ずつパネルで仕切られて対策をしていました。それが昨年11月に東京に出た時に、八重洲口を探しますがお店がありません!閉店していました。わずか一年ももたなかったですね。あの白菜のあっさりした味のスープは、東京では受け入れられなかったということです。残念無念!

▲一年もたなかった東京「八重洲北口店」

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