原敬首相殺害現場

 毎日20万人の乗降客が行き来する巨大駅、東京駅に来ています。東京駅丸の内南口」の切符売り場の近くにある、「原首相遭難現場」です。この場所で、藩閥内閣や政党内閣を作った、19代内閣総理大臣の原敬(はらたかし)首相が、暗殺されました。大正10年11月4日、午後7時20分に、原敬首相は、京都で開かれる政友会京都支部大会におもむくため、丸の内南口の改札口に向かっていたところ、1人の青年が飛び出してきて、東京駅初代駅長の高橋善一の肩をかすめ、いきなり刃わたり5寸の短刀で、原首相の右胸部を深く刺しました。原首相は、その場に倒れ、駅長室で手当てを受けましたが、すでに、絶命(死亡)していました。犯人は、中岡艮一(なかおかこんいち)という人で、原首相の率いる政友会内閣の強引な施策(財閥への利益誘導政策、普通選挙への反対、ロシアによる日本人700を含む住民虐殺事件への対応など)に不満を抱いて凶行におよんだ。と、書いてあります。殺人罪で無期懲役の判決を受けますが、恩赦により1934年には出獄しています。

 東京駅丸の内側の南口の改札外に、原首相が、短刀で刺された現場を示す、小さい「円」の形の目印(マーク)が床にポツリとつけられています。ここは、「原敬首相の終焉の地」でも、ありますね。戦前に、政党政治が弱くなり始めた分岐点の事件。歴史の証人でもあります。

 案内プレートがある壁と、その前にある、さりげなくつけられた円の目印です。丸の内改札の外にあるので、簡単に立ち寄ることができます。人目につきそうな場所にありながら、意外とこのマークの意味が分かる人は少ないと思います。近くに事件の経緯を説明するプレートが設置されています(写真上)。♥♥ 

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