児島駅

  古代の児島は瀬戸内海に浮かぶ島でした。児島とその北側に位置する本州に挟まれた海域は、吉備の穴海と呼ばれ、瀬戸内海における主要航路の一つでした。近世の干拓で、児島は岡山平野と陸続きになったのです。干拓地では綿花が栽培され、繊維産業が発達。江戸時代は小倉織や真田紐、足袋の生産を手掛け、昭和時代半ばには、学生服の生産高全国一を記録します。1964(昭和40)年、国内で初めてジーンズを生産。国産ジーンズ発祥の地として全国に名を馳せています。「ジーンズの聖地」らしさを町中で体感できるのが児島の魅力です。ジーンズバスが市内を走るなど、ジーンズファンにはうれしい演出が多彩です。2009(平成21)年には、ジーンズショップなどが集まる「児島ジーンズストリート」が誕生。本州と四国を結ぶ瀬戸大橋の本州側の起点になる児島駅構内の改札や階段、コインロッカーなどにジーンズ柄をあしらい、乗降客の目を楽しませています。岡山での講演を無事に終えた私は、岡山駅ら「快速マリンライナー」のマリンパノラマ席で、児島駅を目指しました。

 ちなみに児島駅は、プラットホームの両側に線路がある島式ホーム2面で、4線(乗り場が4つ)という構造です。「ジーンズストリート」が近いなど、人気観光地が周辺に充実していることもあり大きな駅って感じですね。

▲改札機のバーもジーンズ仕様に

 

▲児島駅の階段もジーンズ柄

▲コインロッカーにも巨大ジーンズが

▲自動販売機もジーンズ柄

 

▲階段の壁には巨大ジーンズが

▲エレベーターもジーンズ仕様に

 ジーンズの町というイメージ戦略が徹底しています。よく見ると、駅の自動改札機のバーがジーンズ柄になっています。みどりの窓口自動券売機の周りも、ジーンズ一色に。自動販売機は、ホームに設置されているものと同じく、ジーンズ仕様になっています。またしてもふと目をやると、ホームの降りる両壁がジーンズ柄に、さらにはには大きなジーンズが飾られていました。壁に飾る用なのか、通常のズボンより大きい気がします。エレベーターまでがジーンズ柄に。なんたる怒涛のジーンズ推し。観光地に近い駅ってことで、コインロッカーの有無が気になるところですよね。ご安心ください。児島駅のコンコースには、でっかいコインロッカーがありますよ。しかも、こちらもジーンズ推し!でっかいジーンズの絵が迫力満点で気に入ってしまい、思わず撮影してしまいました。フォトジェニックでしょ?

 駅の外に出てみれば、風で揺れている無数のジーンズ達がお出迎えしてくれます。児島駅を象徴する景色といっていいかもしれません。さあ、今から観光タクシーで児島の町に繰り出すぞ!♥♥♥

▲駅を出ると無数のジーンズがお出迎え!

 

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