長崎の特急

 九州新幹線は、佐賀の武雄温泉~長崎間の運行ですから、博多からはどうやって武雄温泉まで行くことになるのかな?と、関心を持って注視していました。9月に開通したら、すぐに乗りに行こうと計画をしているんです。JR九州は6月10日(金)、西九州新幹線の開業にともない、新たな特急列車「かささぎ」「リレーかもめ」を運行開始する、と発表しました。まさにこれです。

 西九州新幹線の先行区間、武雄温泉~長崎の開業は今年9月23日。新幹線最新型車両の愛称名は「かもめ」(N700S)です。山陽新幹線・九州新幹線とのアクセスを図るため、今回新たに、博多~武雄温泉をむすぶ在来線特急「リレーかもめ」が誕生します。この「リレーかもめ」は、武雄温泉で、西九州新幹線と「対面乗り換え」(リレー方式)ができるので楽チンですよね。使用車両は、885系(6両編成)、787系(8両編成)です。今までの特急「かもめ」と同じ車両ですね。私の好きな水戸岡列車です。未整備区間で在る武雄温泉~新鳥栖間をフル規格で整備することで、新大阪までの直通運行が実現します(整備方式検討中)。

▲885系 特急「かもめ」

 さらに、佐世保方面へ向かう特急「みどり」「ハウステンボス」のうち、武雄温泉で新幹線と接続する列車は、「みどり(リレーかもめ)」「ハウステンボス(リレーかもめ)」となります。使用車両は、885系(6両編成)、783系(8両編成)です。

▲783系 特急「ハウステンボス」

 また、西九州新幹線の開業で、長崎方面への在来線特急はすべて廃止。佐賀~諫早間の特急停車駅である肥前山口駅(江北に改称予定)・肥前鹿島駅を救済するため、博多から肥前鹿島までをむすぶ新たな特急「かささぎ」がデビューします。1日7往復と、佐賀発着の区間便上り2本・下り1本が設定されています。「かささぎ」に使用される車両は、885系(6両編成)、787系(6両編成)、787系(8両編成)、783系(8両編成)です。「かささぎ」の愛称名の由来は、佐賀県の県の鳥であることから、地域に愛される特急列車として活躍してほしいという願いが込められています。

 なお、西九州新幹線の開業にあわせ、長崎、熊本、鹿児島県の在来線で、車掌を廃止する方針です。運行する在来線列車に運転士でのみが乗車する「ワンマン運転」の対象を拡大する方針で、車掌を廃止する代わりに、車両にカメラを取り付けるなどして安全確認を行う考えです。ワンマン運行になると、何かと不便なことが起こるのでしょうね。

▲787系 私大好きです

 私はこの三種類の特急列車には全て乗ったことがあり(全て水戸岡鋭治作品です)、親しみを持ってこのニュースを読みました。♥♥♥

【追記】 JR九州は、新型コロナウィルスの感染拡大の影響で、列車の運行に必要な運転士など乗務員の確保が難しい状況となったため、7月27日から8月5日にかけて、特急列車を120本運休すると発表しました。新型コロナに感染したり濃厚接触者となったりして、運転士と車掌合わせて38人が乗務のできない状態になっているとのことで、一部の特急列車の運休を決めました。▲博多と大分を結ぶ特急「ソニック」の上下線合わせて100本。▲博多と長崎を結ぶ特急「かもめ」の上下線合わせて20本。勝田ケ丘志学館も、生徒にコロナが発症したために、今週いっぱい休校となりました。私の家の近くのコンビニ・セブンイレブンに今日買い物に行ったら、感染のために「休業」とありました。影響は大きいのです。

 

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