観光列車

 今年のゴールデン連休は、さすがに旅好きの私もコロナ禍でどこにも行くことができなかったので(今まで私の旅行を全部プロデュースしてくれていた日本旅行松江支店」は、まだ店を閉じたままです)、せめて観光に出かけた気分だけでもと、書店で見つけたこの本で味わうことにしました。4月22日に発売された『旅と鉄道2022年増刊6月号「最新観光列車ガイド2022」』(天夢人,1320円)です(写真上)。お出かけしたくなる季節にぴったりの、種々の観光列車がテーマとなっています。JRから私鉄まで、日本全国を現在走っている観光列車123種類を取り上げています。巻頭特集は、2022年4月2日に二代目がデビューした、四国を走る人気観光列車「伊予灘ものがたり」です。松山~八幡浜までの「八幡浜編」に乗車し、絶景が繰り広げられる車窓風景や、松山のフランス料理店監修のフレンチのミニコース、沿線の人々の歓迎の姿などを堪能していきます。そのままモデルコースとして楽しみたくなるような旅です。その他にも、日本全国の観光列車を網羅し、予約の仕方や車窓や車内の楽しみ方も紹介していきます。プラン内容や予約方法なども案内しているので、初心者の方も実用的に活用できるように編集されていました。

 この「伊予灘ものがたり」は、私がぜひ一度乗ってみたいと思っていた観光列車なんです。大好きな故・西村京太郎先生の610冊目の著書となる『十津川警部 海の見える駅~愛ある伊予灘線』(小学館、2018年7月)で、詳しく紹介された列車でもあります。ついでながら、四国の観光列車は、「~ものがたり」を付けるのが好きですね。「四国まんなか千年ものがたり」「志国土佐時代の夜明けのものがたり」と、3本の「ものがたり」列車が走っています。5月7日(土)付けの「日本経済新聞」でも、この新しい二代目の列車が特集されました。この列車が停車する四国・予讃線にある無人駅・下灘駅(しもなだえき)は、海に最も近く伊予灘に沈む夕陽の美しさを望める展望駅で、この列車のハイライトの一つなんです。私もこの絶景の夕陽をぜひ見てみたいと思っています。この観光列車は、全て下灘駅で10分間停車してくれるそうなので、それに期待しているところなんです。さあ、いったいいつになったら乗れるんでしょうかね?最近、JR四国では、全8路線18区間全てで赤字であったことが公表され、来春から運賃が全路線で平均12.82%の値上げがなされます。

 ネット上では、最新の全国のおすすめ観光列車ランキング【2022年】」が紹介されています。それによれば、「ベスト10」は以下の通りです。残念ながら、私はまだどの列車も未体験です。いつか乗りたく思っています。

1位  「リゾートしらかみ」 / 東北

2位  「観光特急しまかぜ」 / 近畿

3位  「ベル モンターニュ エ メール」 (べるもんた) 

4位  「特急A列車で行こう」 / 九州

5位  「フルーティアふくしま」 / 東北

6位  「越乃Shu*Kura」 (こしのしゅくら) / 中部

7位  「四国まんなか千年ものがたり」 / 四国

8位 「SL銀河」 / 東北

9位  「特急 あそぼーい!」/ 九州

10位  「TOHOKU EMOTION (東北レストラン鉄道) 

◎八幡の選ぶ観光列車ベスト3

 現在の時点で、私の乗った観光列車ベスト3(八幡バージョン)は、

第1位 花嫁のれん(⇒コチラに私の紹介)

第2位 ゆふいんの森(⇒コチラに私の紹介)

第3位 チャギントン電車(⇒コチラに私の紹介)

次点 丹後あかまつ(⇒コチラに私の紹介)

となります。谷崎 竜『日本観光列車の旅2022』(イカロス出版、2021年12月)も楽しい読み物でした(写真下)。このブログでも数々の観光列車を紹介しています。♥♥♥

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